「モチベーションが上がらないから仕事できない」
「仕事に必要なモチベーションが続かない…」
以上の悩みをお持ちではないでしょうか。
一般的には仕事にはモチベーションが欠かせないといわれます。その一方で、仕事にはモチベーションを不要とする考え方もあるのはご存じでしょうか。
モチベーションに頼らずに仕事をすると、自分の感情に左右されずにいつも同じペースで仕事ができます。
仕事の成果が安定するので、周囲の評価にもつながるようです。モチベーションが上がらない悩みを抱えている場合は、それに頼らない働き方を目指すのも1つの解決手段でしょう。
この記事では、モチベーションに頼らずに仕事をする方法について解説するので、ぜひ参考にしてください。
モチベーションで仕事をしてはいけない理由
モチベーションで仕事をしてはいけない理由は、次のとおりです。
- 仕事に必要なのはプロ意識だから
- モチベーションは感情に左右されるから
- モチベーションを維持するのが難しいから
それぞれについて解説します。
仕事に必要なのはプロ意識だから
仕事に必要なのはモチベーションではなくプロ意識です。
プロはモチベーションに関係なく、安定したパフォーマンスを仕事で発揮できます。
なぜなら、プロにとって仕事はやるべきことであり、モチベーションに左右されずに完了させるのがあたりまえだからです。
常にプロ意識を持って仕事に望むのであれば、モチベーションは気にする必要がないといえます。
モチベーションは感情に左右されるから
モチベーションは感情に左右されるため、不安定です。たとえば夫婦ゲンカや友人とのトラブル、応援しているチームの敗退などプライベートでネガティブなことが起こると、モチベーションは低下しがちです。
しかし仕事にプライベートを持ち込んではいけないことは、一般的にも知られていることです。
モチベーションを過度に意識すると、プライベートを仕事に持ち込むことになる可能性もあるので注意しましょう。
モチベーションを維持するのが難しいから
モチベーションの欠点は、維持するのが難しい点です。仕事では、イヤなタスクを受けざる負えないこともあり、その場合はなおさらモチベーションの維持が難しいのではないでしょうか。
さらに仕事には失敗がつきもの。。。
失敗もモチベーションが低下する要因なので、失敗のたびにモチベーションを落とさないように気をつけなくてはなりません。
モチベーションに頼って仕事をするデメリット
モチベーションを維持するのが難しいため、それに頼って仕事をすると次のようなデメリットがあります。
- 能力が向上しづらい
- 今の仕事に迷いが生じる
- 周囲から頼られなくなる
それぞれについて解説します。
能力が発揮しづらい
モチベーションに頼って仕事をすると、日によって仕事への向き合い方が異なるため、能力を発揮しづらくなります。
やる気のない日は仕事に集中できないため、仕事のパフォーマンスも低下してしまうのです。パフォーマンスが低下すると、周囲からの評価も落ちてしまい、それが原因でさらにモチベーションが低下します。
今の仕事に迷いが生じる
モチベーションが低いとやる気も出ないため、仕事に対する情熱が奪われてしまいます。仕事に情熱を感じられないと、今の仕事を続けようかどうか迷いを生じる恐れがあります。
本当はやりたかったはずの仕事なのに、面白味を感じられなくなり、辞めてしまう可能性もあるでしょう。やりがいのあるはずの仕事を辞めて、別の職業に転職するなどの早まった行動につながるかもしれません。
周囲から頼られなくなる
モチベーションに頼ってしまうと、職場の同僚の信頼を失うことがあります。モチベーション次第で、メンバーに対する態度がコロコロと変わってしまい、周囲からの信頼を無くすかもしれません。
チームの雰囲気を悪くすることで、周りから人が離れていく可能性もあるので、モチベーションに過度に頼って仕事をするのは危険です。
モチベーションアップに頼らずに仕事をする方法
モチベーションアップに頼らずに仕事をするためには、次の方法を実践してみてください。
- タスクをルーティン化する
- 仕事の基準を設ける
- 集中できる仕事環境を整える
- 体調管理をする
- やる気の出ない仕事が多いのが普通と考える
- つながりを大切にする
以上について解説するので、モチベーションに頼らずに仕事をする際は参考にしてください。
タスクをルーティン化する
仕事上のあらゆる物事をルーティン化すると、モチベーションに頼らずに済みます。実はモチベーションに影響を受けない行動を、我々は知らず知らずの内にできています。
たとえば、定時に出社して終業時刻までは仕事をしますよね。この仕事に取り組む時間は、モチベーションの有無に関わらず変化しません。
この要領でタスクをルーティン化して「あたりまえ」を増やすことで、モチベーションに依存する機会を減らせます。感情や意欲には左右されない、いつもの習慣を増やして、モチベーションに頼らずに仕事をしましょう。
仕事の基準を設ける
仕事に基準を設けるのも、モチベーションに頼らずに仕事をする手段の1つです。たとえば、次のような基準が考えられます。
- 特定のタスクに完了するまでの時間や日付を設ける
- プレゼン資料の品質に関するチェック項目を準備して、完成後は毎回チェックする
- 顧客のメールには〇時間以内に返信する
基準を守ることで、モチベーションに頼ることなく、常に仕事で一定のパフォーマンスを発揮できます。
集中できる仕事環境を整える
仕事に集中できる環境を整えるのも大切です。人間は周囲に対して意識が散漫になるようにできています。なぜなら、大昔の人間は獣から身を守ったり、食料を確保したりするために常に周囲に意識を向ける必要があったからです。
そのため集中できる環境で仕事をしなければ、モチベーションの有無に関わらず仕事のパフォーマンスを上げることはできないでしょう。
体調管理をする
体調管理は仕事の質を維持するために欠かせません。とくに運動習慣を身に付けることをおすすめします。
運動をするとやる気や集中力を高める脳内物質「ドーパミン」や「セロトニン」が分泌されます。自分で意識してモチベーションを上げずとも、運動をすれば仕事に必要な状態を整えることができるのです。
その他にも3食きちんと食べて、仕事に必要なエネルギーを蓄えることも大切。その一方で昼食は食べ過ぎないようにして、眠くならないようにしましょう。
やる気の出ない仕事が多いのが普通と考える
仕事に対して過度に面白みや、やりがいを求めないようにしましょう。やる気の出ない仕事が多いのが普通と考え、ドライな気持ちで仕事に取り組むと、感情に左右されずに一定のパフォーマンスを発揮できます。
やる気の出ない仕事を積み重ねた先に、達成感や成功を体験することができます。
つながりを大切にする
人とのつながりを大切にすると、それが仕事を進める大きな原動力になります。チームの成功や顧客とのつながりを大切にして、仕事を頑張る動機にしましょう。
組織における影響力や信頼も得られるため、何ごとにも周囲を巻き込んで仕事を進めやすくなります。1人の力では難しい仕事にも、チームで対応できるようになるでしょう。
モチベーションに振り回されずに仕事をしよう
モチベーションが大切といわれる一方で、モチベーションに頼るリスクやデメリットもあります。
とくにモチベーションは感情に左右されるので、コントロールするのが難しい点が大きなデメリットです。
そのためモチベーションがどうしても上がらない場合は、モチベーションに頼らない習慣や考え方を身に付けるのも1つの手段でしょう。
たとえば弊社の場合、仲間意識が強いため、モチベーションに頼らずとも仕事に集中しやすい環境が整っています。
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