「自分のことが嫌い」「自分をなかなか好きになれない」という人は、意外と多くいるのではないでしょうか。
その理由としてはさまざまなものがありますが、もし自分を心から好きになれれば、きっとさらに人生は楽しいものになりますよね。
ここでは、自分を好きになる方法について解説しています。
できることから少しずつ取り組み、自分のことを少しでも愛せるようになってください。
なぜ自分を好きになれないのか?その原因を探ってみる
自分を好きになれないのは辛いもの。
ここでは、自分を好きになれない理由についてまとめました。自分に当てはまるものはないかチェックしてください。
自分の長所を見つけられない
自分の長所を見つけられないことが原因であるケースです。
日常を送る中で、自分の長所が何なのかをじっくりと考える機会もあまりないため、長所をすぐに答えられる人は少ないようです。短所はすらすらと答えられるのに、長所はなかなか出てこないという人も。
本当は長所もあるはずなのに、短所ばかりが気になってしまい、「自分は何てダメな人間なんだ」と自己嫌悪に陥ってしまうのでしょう。
自分の外見を好きになれない
自分の外見が気に入らず、自分を好きになれない人もいるでしょう。
近年では、SNSで自撮りをしている人や自分のスタイルをアップしている人も多く、その可愛らしい外見や引き締まったスタイルを羨ましく感じたり、劣等感を抱いたりする人も増えているよう。
「一重まぶたが嫌い」「足が太いのが嫌だなあ」と、自分の外見が理想からかけ離れていることで、自分に自信を持てなくなってしまうのですね。
マイナス思考である
物事を何でもネガティブに捉えてしまい、思考がマイナスにばかりいってしまうことで、自分を好きになれない人もいるでしょう。
「今日は仕事に失敗してしまった。わたしはダメな人間だ」「彼がずっとできないのはわたしに魅力がないせいだ」など、マイナス思考の内容は人によって違います。
客観的に見ると何でもないようなことでも、悪い方向に考えすぎてしまったり、自分を過度に責めすぎてしまったりすることが原因となるようです。
完璧主義である
完璧主義である人は、自分に課するハードルが高すぎるため、自分をなかなか好きになれません。完璧を目指すあまり無理をしてしまい、思うようにいかず、最終的には自分のことが嫌になってしまいます。
たとえば、ダイエットをしている人がいるとしましょう。
目標体重をなかなか達成できず、自分自身を追いつめ、ストレスがたまってしまいます。「こんな体重の自分は嫌だ、かっこ悪い」と自身を責め続け、悪循環に陥ってしまう可能性があります。
何らかのコンプレックスを抱えている
自分に何らかのコンプレックスを抱えている人も、自分のことを好きになれないでしょう。
他の人から見ると「そんなことで?」と思うようなことでも、当人にとっては深刻な問題として捉えているケースが多いです。
たとえば、「女性なのに声が低いことがコンプレックス」「優柔不断な性格が嫌だ」など、自分の欠点ばかりに焦点を当ててしまい、自分のことを強く否定してしまう。コンプレックスを抱えている人の特徴だと言えます。
人と比較してしまう
つい他の人と比較してしまうクセがついている人も、自分のことを好きになれない人が多いでしょう。
SNSのキラキラした投稿を見て、嫉妬してしまったり落ち込んでしまったり。友人が昇進した、結婚したなどの話を聞いて、「どうせ自分なんか」と心から喜べない。
友人の幸せを素直に祝ってあげられない自分がますます嫌になってしまい、自己嫌悪に陥ってしまうパターンです。
自分を好きになるとこんないいことが!
ここでは、自分を好きになれると享受できるメリットについてまとめました。
どのようなメリットがあるのかを知っておくだけでも、自分を少しでも好きになろうと思えるかもしれません。
自分に自信が持てるようになる
自分を好きになると、自分に自信を持てるようになる点がメリットです。
自信がついたことによって考え方がプラス思考になるため、積極的に行動できるようになります。何事にも消極的になっていた思考が、前向きに考えられるようになるでしょう。
その結果、新しいことにチャレンジできたり、努力できるようになったり。自分の人生においてさまざまな可能性が広がっていき、大きく成長できるかもしれません。
自信を持てるようになれると、周りからも魅力的な人間に映るようになりますよ。
人との比較に悩まされなくなる
自分を好きになると、人との比較に悩まされなくなることもメリット。
ありのままの自分でよいと思えるため、自分と他人を比較し、優劣をつけることに意味はないと気づけるようになります。自分を大切にできるようになるので、ストレスもぐんと軽減できるでしょう。
人とつい比較してしまうという人は、次の記事も参考にしてみてください。
自分軸を持てるようになる
「人は人、他人は他人」と、自分軸を持てるようになれます。
自分を好きになれると、周りからの意見を聞いたうえで、自分の考えもしっかりと持てるようになります。自分と違う考えの人がいても否定することなく、そういう意見もあるのだと受け入れられるようになるため、視野の拡大にも繋げられます。
全体的に幸福度が上がる
全体的に幸福度が向上します。
人と比較することもなく、自身を責めることもなく、日々穏やかに過ごせるでしょう。
自分を好きになる方法とは?
では、どのように自分を好きになればよいのでしょうか?
ここでは、自分を好きになれる方法を紹介しています。自分にできそうなことから取り組んでみてください。
自分のいいところ、好きなところを見つける
自分のいいところ、好きなところを見つけてください。外見でも性格でも、少しでもいいなと思うところを積極的に探してみましょう。
「いいところ、好きなところなんてない」と思う場合は、プラスに考えられるよう言い換えをすることがポイントです。
たとえば、「大ざっぱな性格だ」と感じるのであれば、「細かいことは気にしない大らかな性格」、「太っている」と感じるのであれば、「太ってはいるけど、体は健康なのがいいな」など、長所に置き換えてプラスに捉えていきましょう。
自分ができたことを思い出して褒めてあげる
毎日、自分がその日できたことを思い出して、自分を褒めてあげてください。
どんな小さなことでも構いません。
「今日は料理が美味しくできた」「読みたかった本を読めた」など、自分で自分を認め、褒めてあげることが何よりも大切です。自分を褒めることを習慣化すると、自信にも繋がっていくでしょう。
夢中になれることを見つける
時間を忘れて夢中になれることを見つけることもおすすめです。
趣味でも習い事でも、自分がやっていて楽しいことをぜひ見つけてください。
夢中になれるということは、自分が笑顔でいられる時間ということです。何かを楽しめている時間は、少なくとも自己嫌悪や自分のことが嫌いという感情はなくなります。
「楽しかった」という達成感、満足感を得られるため、それが自信に繋がる場合もありますよ。
まずは自分を否定しない、責めないことから始めよう
上記で紹介したことを実践しても、なかなか自分を好きになることは難しいと思う人は、まずは「何があっても、自分を否定しない、自分を責めない」ことから始めていきましょう。
たとえ仕事で失敗しても、友人とケンカをしても、自分を責めることだけはしないでください。自分を責める回数が多ければ多いほど、悩みは増えていきます。
どれだけ良い言葉を聞いても、良い方法を実践しても、自分を責めて責めて否定ばかりしていたら、自分を追いつめるだけで何のプラスにもなりません。
自分を好きになりたいのなら、「あの時は自分がこうしたから失敗したんだ」「自分のスタイルが悪いからダメなんだ」などと自分を否定せず、責めることだけはしないようにしてください。
自分をすぐに好きになれない場合は、「自分を否定しない」「自分を責めない」ことから始めましょう。それが、自分を好きになることへの第一歩です。
まとめ
自分を好きになれないという人は、さまざまな要因があります。
「自分の好きなところ、いいところを見つける」「できたことを褒めてあげる」など、自分を好きになる方法はさまざまなものがありますが、まずは「自分を否定しない、責めない」ことから始めてみてください。
すぐには好きにはなれない、でも、こんなところは悪くないな、と思えるようになれれば、自分は自分と思え、少しずつ自分軸を持てるようになるでしょう。
自分を好きになるためには、仕事に夢中になるのもよい方法です。
エクストでは社員一人ひとりに寄り添って、それぞれが働きやすい環境をつくっていきたいと考えています。きっと自分を好きになれる働き方ができるでしょう。
仕事に夢中になれれば達成感も得られ、「今日もがんばったな」と、きっと自分を認められるようになりますよ。