努力しても結果は出ない?努力が結果に結びつく方法を成功者から学ぶ

努力 結果

「努力は必ず報われる」という言葉は、一度は耳にしたことがある人は多いでしょう。

しかし、「すごく勉強したのに思うような結果が出なかった」「すごく練習したのに試合に勝てなかった」という経験を通して、必ずしも努力は報われるわけではないと実感している人もいるかもしれません。努力なんて意味がない、と思っているあなた。

いいえ、そうではありません。

結果を出している人は、必ず見えないところで努力をしています。

ここでは、成功している人の例も挙げ、努力が結果に結びつく方法も紹介しています。

目次

必ずしも努力が結果に結びつくとは限らない

「努力は必ず報われる」とよく聞きますが、冒頭でもお伝えしたように必ずしも努力が結果に結びつくわけではないことは、多くの人が実感しているのではないでしょうか。

資格を取得したいから勉強をする、試合に勝ちたいから練習をする。

自分が苦手だと感じたときや何か目標を達成したいときに努力をする人が多いでしょう。

しかし、もし努力した人がすべて結果を出せるのであれば、­­スポーツの大会で順位がつくことはありませんし、試験に落ちる人もいないわけです。

プライベートも犠牲にしてせっかくがんばったのに、努力が実らないと「今までの努力は無駄だった」と落ち込んでしまうかもしれませんね。

少なくとも努力しなければ成長はない

だからといって、「努力をしない方がいい」というわけではありません。

結果を出している人は、必ず努力をしています。

目標があるなら、何事もまずやってみなければ始まりません。その結果が失敗に終わることもあるかもしれませんが、やらなければ可能性はゼロのままです。

名前を後世に残した偉人は、誰もが努力をしています。

たとえば、チキンラーメンやカップヌードルを発明した安藤百福。

彼は、麺づくりに関してはまったくの素人でしたが、ひとりで研究を続け、何度も何度も試作品を作っては捨てを繰り返し、世界初のインスタントラーメンを開発したのです。それは、気の遠くなるような作業だったと言います。

彼は96歳でこの世を去りましたが、95歳の時には宇宙食として食べられるインスタントラーメンを開発。何歳になっても衰えることのない情熱の裏には、とてつもない努力があったのですね。

もし、彼がインスタントラーメン開発に失敗していたら?

彼はおそらく開発に成功するまで努力を続け、いつかは必ず成功していたのではないでしょうか。自分の人生をかけて、ラーメン開発にすべてを捧げていたでしょう。

どのように努力を重ねていけばよいのか

では、結果に結びつけるには、どのように努力を重ねていけばよいのかを紹介します。

目標を明確にする

まずは、目標を明確にすることが大切です。

「自分は何を成し遂げたいのか」をはっきりさせましょう。はっきりした目標がなければ、がんばることそのものが目標になってしまいます。

ゴールが明確になっているからこそ、目標までにやるべきことが鮮明に見えてくるのです。

先ほどの安藤百福の事例を見ていくと、彼は「お湯があれば家庭ですぐ食べられるラーメンを作ろう」という大きな目標を掲げ、さらに細かい目標を立てたそうです。

「おいしくて飽きのこない味」「保存性がある」「調理に時間がかからない」などといった目標を立て、それらを実現するべく研究を重ねていました。

明確な目標を決めた方が適切な手段を選べるため、結果に結びつきやすいのだそう。「こうすればより目標に近づけるのではないか」という仮説を立ててから取りかかれるので、作業がスムーズに進み、ミスも生じにくいそうです。

目標やゴールを丁寧に確認したほうが、かえって近道となる可能性が高くなるでしょう。

小さなことをコツコツと続ける

焦らず、小さなことをコツコツ続けることも大切だと言われています。一時期だけものすごく努力をしたとしても、その努力は長くは続かず息切れしてしまうからです。もしくは、オーバーワークになってしまう可能性も。

もちろん、ここぞというときには、がんばりが必要なときもあります。しかし、焦らずコツコツと継続することが大切。小さなことは、がんばらなくても続けられます。

小さな積み重ねが大きな結果に繋がる。その重要性に気づけた人が成功者になれるのでしょう。

ちなみに、安藤百福がインスタントラーメンを開発する過程は、失敗を繰り返しながら少しずつ前進するというものであったそうですよ。

タイムリミットを決める

仕事や勉強、スポーツの練習においては、タイムリミットを決めるのも有効な方法です。

時間やエネルギーを無駄にしないため、タイムリミットを決めて目の前のことに集中しましょう。

「終わる時間」を決めると、時間内に仕事を終わらせるためにはどうすればよいかおのずと考えられるようになります。努力によって作業の質が上がるため、結果に結びつきやすくなるでしょう。

結果を残す人は努力をしている

先ほどは安藤百福の例を挙げましたが、もうひとり、努力によって結果を残した人を紹介しましょう。

ワールドカップの順位決定戦において自力でのパリオリンピック出場を決めた、日本男子バスケットボール。2024年8月現在、パリオリンピックでの活躍も記憶に新しいバスケットボール日本代表、河村勇輝選手です。

身長172センチとバスケット選手の中では小柄な身長ですが、そのたぐいまれな技術により司令塔として日本を牽引してきました。

彼の魅力は、スピードあふれるプレーとパスセンス。確実に点数へと繋げる華麗なアシスト力です。

彼のスキルや能力は、もちろん地道な努力によって培われたものでした。

どのように努力を積み重ねてきたのかは、彼の指導者が語ってくれています。

河村選手は、小学生の頃からチームの練習だけでなく、質の高い自主練習も欠かさなかったそう。高校時代は、チーム練習後も1日600本のシュート練習を続けていました。夕食後には、コーチを連れてたびたび寮を抜け出し、体育館で練習をしていたそうです。

練習量は言うまでもなく、彼がバスケットプレーヤーとして欠かさず行ってきたことがあります。

「特別なことをする必要はなく、食事、睡眠、そして運動。この3つをしっかりすれば、強い身体ができると思います」
「毎日繰り返していくことで自分の身になっていくので、積み重ねていくのが大事」

とにかく、自身の身体のケアに気を遣っていたそうです。

「僕は高校時代、練習量が多くてもリカバリーが追いつかないことがないよう、しっかりとお風呂に入って、ごはんを食べて、自分の部屋でストレッチをする。これを徹底していました」

体のケアや疲労を回復させる努力は、一見地味な作業に思われがちですが、一流アスリートであれば必ず行っていることです。

身体のケアをする努力を徹底してきたことも、彼が世界に通用するバスケットプレーヤーになった要因のひとつと言えるでしょう。

河村選手は並々ならぬ努力を続けてきました。しかし、パリオリンピックでは格上の相手に善戦したとはいえ、結果だけを見れば3戦3敗。惜しくも予選敗退となりました。

2024年7月、河村選手は契約のオファーを受け、NBAへの挑戦を表明。彼自身の夢には一歩ずつ近づいています。

努力は必ずしも報われるわけではありませんが、結果を出している人は、必ず見えないところでコツコツと小さな努力を積み重ねています。

河村選手の場合は、高校での全国大会優勝、ウィンターカップ2連覇、大学でのインカレ優勝、そしてオリンピック出場。いずれも、努力をしなければ見えなかった世界です。

河村選手は、学生時代から練習はもちろんのこと、自身の身体をケアする努力も続けてきたからこそ、世界へ挑むチャンスを掴むことができたのですね。

まとめ

努力は必ずしも結果に結びつくものではありません。

だからと言って、「努力をしない方がいい」というわけではありません。

成功する人は、必ず見えないところでコツコツと努力をしています。努力をしなければ何も始まりませんし、可能性はゼロのままだからです。

なかなか結果が出ないから…と悩んでいる人は、努力の仕方を少し考え直してみるのもよいかもしれません。

明確な目標を定め、少しずつでも継続することを大切にしてみましょう。

努力することで見えてくる世界も、必ずあるはずです。

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