外壁工事とは?仕事内容ややりがいを詳しく解説!

外壁工事の仕事と聞いて、どんな仕事を行っているのか想像できますか?

外壁工事は外壁塗装などをはじめ種類が多岐にわたります。建物の第一印象である外見の印象を決めたり、耐久性を大きく左右する重要な役割があります。

新築の外壁の塗装だけでなく、劣化した外壁を修繕する目的で外壁リフォームを行うことも仕事の一つです。

そんな外壁工事を仕事にする上で知っておきたい、仕事内容とやりがいを解説していきます。

目次

外壁工事の6つの仕事

まず、外壁工事の主な仕事内容を6つに分けて紹介していきます。

いくら内装が素晴らしい建物でも外壁工事がいい加減では建物が残念な見た目になってしまいます。

一口に外壁工事と言っても仕事内容は様々です。

その内容を見ていきましょう。

塗装

まず紹介するのは、要となる建物の塗装です。

新しい建物の塗装や修理が必要な建物の外壁を塗装します。

ただ塗装を施すだけでなく、数多くある塗料の種類から最適なものを選びクライアントに提案することも必要です。

塗り方にムラがあれば、塗料の隙間からひび割れが起き劣化が早まる原因にもつながります。

塗装にはムラのない丁寧さと確かな技術が求められます。

サイディング

サイディングとはサイディングボードを外壁部分に貼る作業の事をいいます。

施工に費やす期間、費用共に削減できることから、塗装ではなくサイディングを選択するクライアントも増えています。

サイディングにも種類があり、金属、木材、樹脂、窯業と目的に応じて適切なものを選んで施工します。

コーキング

先ほど説明したサイディングのときに併せて行う作業です。

サイディングボードと建物の間をコーキング材で埋めていきます。

コーキングがしっかりとできていない建物は、サイディングボードの間に雨水や汚れが侵入し劣化を早めることになります。

コーキングが劣化した場合には、新たにコーキングをし直すといった外壁リフォームの方法もあります。

古くなったコーキング材を取り除くか、残したまま再びコーキングするか見極めるスキルも必要です。

カバー

その名の通り、すでにある外壁の上に新たに外壁塗装を行います。

外壁除去の作業が必要ないことから費用や工期を抑えられるため人気があります。

場合によっては、塗装を一度除去しなければならないケースも発生します。

その判断を適切にすると、外壁の出来がよりよくなり建物の美しさと耐久性を長く保つことができるでしょう。

職人としてのスキルや経験の見せどころでもあります。

塗り替え

元となる外壁を除去してから新しく外壁工事を行うのが塗り替えです。

外壁の劣化が激しい場合はカバーでは対応しきれません。

そのケースには、外壁自体を取り替えることが必要です。

塗り替えには、サイディングボードが使われることが多いため、サイディングとコーティングの技術もなくてはなりません。

他にも、塗料を使って塗装を施すこともあります。

外壁の状態を視たり、クライアントのニーズに合わせて様々な方法の中から最適なものを選び施工を行います。

屋根の施工・修繕

外壁工事は、壁だけと思われがちですが屋根の施工と修繕も行うことがあります。

屋根に使われる屋根材の取り付け、雨漏り箇所を修繕するなどが主な作業内容です。

規模の大きい屋根全体のリフォームから、瓦やタイルなど屋根材の一部を交換したり雨樋の修理をしたりなど小規模なものまで様々です。

外壁工事のやりがい

続いて、外壁工事のやりがいを紹介していきましょう。

外壁工事は、建築の知識と技術、スキル、経験などが必要な仕事ですが、やりがいを感じる場面がたくさんあります。

そのため、外壁工事に長年携わるベテランの職人が多い職業です。

建物の第一印象と安全な暮らしを守るために重要な役割を担う、外壁工事のやりがいを深く掘り下げていきます。

見た目から美しい建物を作り出す

外壁工事では、美しい外観にすることが求められる仕事です。

デザインの段階でどんなに美しい建物でも、そのデザインを実際に作り出す技術が必要です。

また内装が良い建物の外観が良くなければ、外観に対して残念な印象がより強くなってしまいます。

しかし、外観も内装も良いとなれば建物の評価は素晴らしいものになります。

クライアントの要望に沿っていれば、なおさら満足度の高い施工と評価されます。

そして完成した時には一目で完成度がわかるので、達成感や充実感をとても感じやすいです。

何もかなった土地に新たに美しい建物を建てる、古くなってしまった建物の外壁工事で見違えるように印象を変えるなど現場によって感じる達成感も様々です。

クライアントが完成した建物を見て喜びや驚きといった感動している様子をまず最初に見られるのも外観を見たときです。

完成時もクライアントへの引き渡しのときも大きな達成感、充実感を得られます。

身につく技術が豊富

前述した、外壁工事の6つの仕事で紹介したように、外壁工事では行う施工の種類がたくさんあります。

そのため、塗装に限らずサイディング、コーティングの技術も身に付きます。

また塗装業界は日々変化している業界です。

今現在行われる技術を身に付けるだけでなく、新しい塗装技術や最新の塗料、コーティング材などの知識も身についていきます。

習得した技術やスキルを使う場面が減ってしまうことはあるかもしれませんが、決して無駄になることはありません。

新しい技術を身に付けることをやりがいに感じることもできます。

技術や知識を仕事として実践しながら身に付けられるので、上達も早くなるでしょう。

いろいろな現場を経験することで技術面だけでなく、建物に対してどんな外壁工事を施すのが良いのか、どんな塗料を使うべきか”見極める能力”も身についてきます。

そうなれば、施工するだけでなくクライアントへ提案を行うようなポジションに就くことも可能になります。

他社への転職がしやすい

会社が変わっても、外壁工事の技術に大きな違いがないため他の会社への転職がしやすいです。

基本的な方法はどの会社も同じと考えてよいでしょう。

そのため、一度身に付いた技術や知識が無駄になることはないので安心です。

大規模建築物の外壁工事をやってみたい、いろいろな事例の外壁工事をやりたい、会社に不満を感じる、そう思っているなら行動することで転職が叶います。

実務経験を長く積んできたことや、現在の会社で得た技術や知識をアピールしましょう。

外壁工事を行う上で、持っていると知識と技術の証明になる「塗装技能士」という国家資格も存在します。

国家資格のため大きなアピールポイントになります。

この塗装技能士の資格は、資格取得のため最低7年以上の実務経験が必要です。

長く経験を積み、知識と技術を兼ね備えた職人でなければ難しい国家資格です。

塗装技能士には3級から1級、特級があります。

もちろん、昇級することで引く手あまたな職人になり、より転職にも有利です。

資格取得までに長い時間がかかりますが、未取得の人は将来的な転職や独立に備えて勉強し、取得にチャレンジしてみましょう。

外壁工事のプロを目指して挑戦してみよう!

今回は外壁工事の仕事内容を解説しました。

言葉からはただ外壁を作り出す、修理するといったイメージが先行しがちですが経験や知識、スキルが必要な仕事です。

外壁工事で活躍するためには、いろいろな現場を経験し成長していくことが不可欠です。

弊社では将来的に外壁工事のプロとして活躍したい方を募集しています。

私たちと一緒に働きながらスキルアップしていきましょう。

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