不動産営業に興味があるけれども、未経験でも転職できるのか?転職するにあたって履歴書を作成するコツや面接のポイントを知っておきたい。ここでは、そのような疑問にわかりやすく答えています。
実際に不動産営業として働いている人にインタビューをした内容も掲載しているので、このページを参考にして、ぜひ不動産営業への転職を叶えてください。
未経験でも不動産営業には転職できる!
結論から言うと、業界未経験でも不動産営業に転職することは可能です。
「不動産営業」で求人サイトをチェックしても、未経験者を歓迎している企業は多く存在しています。
ただし、気をつけてほしいのは、「どのような物件を取り扱っているかによって転職難易度は変わってくる」ということ。
土地をはじめ、戸建やマンションなどの売買物件を取り扱っている不動産会社ですと、転職難易度は高くなります。一方、賃貸物件を取り扱っている仲介会社などは、難易度は比較的低い傾向です。
とくに、20代の場合、今後の成長や伸びしろを見込まれ、ポテンシャルを重視してくれる企業もあるようです。業界経験がなくても、それほど危惧する必要はないでしょう。
不動産業界は学歴や性別に関係なく、未経験者でも転職できる業界です。積極的に挑戦してみてください。
履歴書を作成するうえでのポイント
ポイントをしっかりとおさえ、自分の熱意が伝わる履歴書を作成しましょう。
なぜ不動産業界に転職したいのかを明確にする
まずは、不動産業界を目指している理由を明確にしておくことが大切です。
ポイントは、不動産業界で働きたいと思ったきっかけを具体的に記載すること。
「一人暮らしをする際に、営業さんが親身になってサポートしてくれて嬉しかった」「マンションの間取りを見るのが好きだった」など、実際のエピソードを盛り込むと説得力が増します。
不動産業界っていいな、と思った出来事は何だったのかを思い出してみましょう。
なぜその会社を選んだのかを具体的に説明する
会社側は、どうして自社を選んだのかを知りたがっています。そのため、その会社に惹かれた理由を記載することもポイントと言えるでしょう。
「この会社を受けてみたい」と思ったのには、何か理由があるはず。企業研究や会社説明会などで感じたことを具体的に盛り込みましょう。
たとえば、「企業理念」。企業理念とは、事業の根底にある根本的な考え方で、会社の方向性を示すものです。「住まいを通して人を幸せにする」など、企業が掲げている理念に共感したのであれば、その旨を伝えるとよいでしょう。
ほかにも、「会社説明会の雰囲気がよく、働きやすそうだと思った」「地域密着型なので、地域の人々のサポートをしたいと思った」など、その会社ならではの魅力を書くとよいですね。
企業理念については、以下の記事を参考にしてください。

自己PRは具体的なエピソードや数字を入れる
自己PRについても、具体的なエピソードや数字を入れるとより伝わりやすくなります。
自己PRには、営業に活かせそうな経験やスキルを記載するのがおすすめ。
たとえば、前職が接客業の場合、接客を通してコミュニケーション力を身につけられたことや、売上アップのためにチームをまとめたことなどをアピールできるでしょう。
具体的な数字がわかれば、「○人のチームをまとめて目標売上〇円を達成した」といったように記載すると、会社側にとっても理解しやすくなります。
面接でよく聞かれることとは?
面接でよく聞かれることを知っておけば、焦らずに答えられます。
なぜこの会社を選んだのか(志望動機)
志望動機は、どの会社においてもほぼ聞かれると思って間違いないでしょう。
履歴書作成の項目でも説明しましたが、なぜその会社を選んだのかをわかりやすく伝えなければいけません。
徹底的に企業研究を行い、その会社ならではの強みや魅力に絡めて志望動機を考えてみてください。公式HPやパンフレットをチェックするほか、会社説明会に参加してみるのもおすすめです。
たとえば、全国展開している会社であれば、「貴社ならではの規模の大きな仕事ができる」など、その会社でしかできない仕事を伝えるのもよいでしょう。
志望動機については、以下の記事も参考にしてください。

入社後にこの会社で何をやりたいのか
入社後に、自社でどのような仕事をしたいのかもよく聞かれる質問です。
何をしたいのかを具体的に説明するためにも、ここでも企業研究が欠かせません。
「資格を取得し、ゆくゆくはマネジメントに携わりたい」といったように、数年後にどのような姿になっていたいのかをイメージし、その会社だからこそ達成できるキャリアを伝えるとよいでしょう。
前職ではどのような仕事をしていたか
面接では、前職の内容を聞かれるケースも多くあります。希望者がどのようなキャリアを積んできたのか、どのような人物なのかを企業側が把握するためです。
自分が前職で積んできた経験や身に付けたスキルを、具体的なエピソードを交えつつ説明しましょう。
「接客で培ったコミュニケーション力を活かして営業に貢献したい」など、スキルをどのように活かせるかを伝えられるとベストです。
自分の強みや長所は何か
自分の強みや長所は何かを聞かれることもあるようです。
自分の強みを伝えるため、まずは自己分析をしっかりと行いましょう。分析から導き出した強みを、不動産営業においてどのように活かせるかを伝えることがポイントです。
たとえば、「お客さんの悩みやニーズを汲み取ったうえで、商品の違いや特徴をそれぞれ説明して最適な提案ができ、喜んでもらえた」と具体的に説明することで、プレゼン能力やコミュニケーション能力といった強みをアピールできるでしょう。
それらのスキルは、不動産営業でも十分に活かせるはずです。
先ほどの「前職ではどのような仕事をしていたか」と重なる部分もありますが、いずれもスキルや強みを自社でどのように活かしてくれるのかを会社側が把握するための質問だということを理解しておきましょう。
注意しておきたいのは、「強み」と「長所」は違うこと。
「強み」は仕事で習得したスキルや能力を指しますが、「長所」はもともと自分が持っている人柄や性格のことなので、間違えないようにしましょう。
このような質問をされることもある!(スタッフインタビュー)
志望動機や強みのほか、面接では意外な質問を聞かれるケースもあるようです。
ここでは、実際に不動産営業として働いている人にお話を聞いてきました!
質問に答えてくれた不動産営業スタッフの紹介

宅建試験に合格し、資格を活かせる仕事を求めてこの度不動産営業の道へ。プライベートでは猫を飼っており、「愛玩動物飼養管理士」の資格も。高いコミュニケーション能力がお客様に好評を頂いています。
面接において、仕事とは少し違った質問をされましたか?

・趣味について
・資格について
・大田区に住んだ理由
趣味や持っている資格、住んでいる地域についての質問ですね。
清水さんは、釣りが趣味だと答えたそうです。また、「愛玩動物飼養管理士」という資格は、会社側からすると少々気になる資格だったのかもしれません。この資格を取得した理由についても質問されたとのこと。
「大田区に住んでいる理由」も、珍しい質問だという印象を受けました。
転職活動において心がけていたことを教えてください。



身だしなみを気を付けるようにしました。
また、雇用条件を見てキャリア形成ができる職場に就職できるよう心がけていました。
前の職場は特に服装についての規定がなかったため、清水さんは転職活動において身だしなみを重視していたそう。人の第一印象は3秒で決まるとも言われているように、身だしなみに気を遣うことは非常に大切です。清潔感のある髪形や服装を心がけましょう。
自分が目指すべきキャリアを実現できる会社を選ぶことも大切ですね。
どんな質問をされるのかは会社によって異なりますが、うまく答えなきゃと身構える必要はありません。緊張しているのは面接官側も十分に理解していますので、焦らず、自分の言葉で伝えられるようにしましょう。
面接という改まった場ではありますが、面接官と会話を楽しむつもりで臨んでみてください。
まとめ
不動産営業は、未経験でも転職することができます。
転職活動を行う際には、しっかりと企業研究を行い、「なぜ不動産業界を選んだのか」「なぜその会社を選んだのか」を明確にしておきましょう。自己分析によって、自身の強みやアピールできる経験・スキルをまとめておくことも大切です。
このページで履歴書作成や面接におけるポイントをしっかりとおさえ、不動産営業への転職を成功させてください!
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