警備員は未経験でも働きやすい職業です。未経験者でも働けるように、就労前の研修が充実しています。警備員の仕事に興味がある場合は、応募してみてはいかがでしょうか。
この記事では、未経験者が歓迎される理由や警備会社の選び方、志望動機の書き方について解説します。面接で質問される内容も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
警備員には研修があるから「未経験者歓迎」の求人が多い
警備員の場合、未経験者の採用される可能性が、他業種と比較して非常に高いといわれています。
なぜなら、就労開始前に研修が実施されるため、未経験でも働きやすいからです。
たとえば交通誘導警備の場合は、採用後の4~5日間にわたり約30時間の研修を受けることが決められています。
警備員の研修制度は充実しており、未経験者でも業務を遂行できるようにサポートをする仕組みが整っている点が魅力です。
また警備員の仕事は、未経験でもできる簡単なものが多い点も「未経験者歓迎」の求人が多い理由と考えられます。
未経験からはじめる!警備会社の選び方
職場探しで警備会社を選ぶ際は、次の点に注意しましょう。
- 働く日時を確認する
- 資格支援制度の有無を確認する
- 資格手当の有無を確認する
- 会社のホームページをチェックする
それぞれについて詳しく解説します。
働く日時を確認する
警備の仕事には日勤と夜勤があります。求人に申し込む前に、自分のライフスタイルに適した時間に働けるのかをチェックしましょう。
夜勤は給料が高い傾向にありますが、深夜労働に慣れていない場合は、馴染むまでに時間がかかるかもしれません。
日勤は夜勤に比べると給料の低い傾向にありますが、日中に働けるため生活リズムが乱れにくいメリットがあります。
資格支援制度の有無を確認する
職場を決める際は、資格支援制度の有無を確認するとよいでしょう。
資格支援制度とは、警備資格を取得するために必要な費用を会社に負担してもらえる制度です。
多くの未経験者は警備関連の資格を持っていないと考えられます。
そこで資格支援制度がある警備会社を選ぶと、資格取得しやすく将来的なキャリアアップにも役立つでしょう。
資格手当の有無を確認する
働く警備会社を決める際は、資格手当の有無を確認しましょう。
求人票に「資格手当あり」と記載されている場合は、取得した資格に応じて多くの給料をもらえます。
また未経験者で資格を持っていない場合も、資格手当ての有無を確認することをおすすめします。
資格手当ありの職場であれば、働きはじめた後に資格を取った場合も資格手当の支給を受けられるのです。
会社のホームページをチェックする
昨今は、多くの警備会社がホームページを公開しています。
そのため、職場を選ぶ判断材料としてホームページを参考にするのもおすすめです。
たとえば、一緒に働くスタッフのことや会社の風土、雇用環境がわかると自分に適した職場を選びやすくなります。
希望する会社の名前を検索して、ホームページをチェックしてみてください。
未経験で警備員に応募する場合の志望動機の書き方
未経験で警備員に応募する場合は、志望動機を充実させて採用担当者にしっかりとアピールしましょう。
ここでは、志望動機の書き方についてポイントを3つ紹介します。
人の役に立ちたいことをアピール
警備員の仕事は社会貢献活動であるため、社会の役に立ちたいことも志望動機にすると担当者にアピールできるでしょう。
一般市民の安全を守るという任務を遂行できる人材であることが、担当者に伝わると採用が有利になります。
たとえば地元で働く場合は、地元に愛着を持っている点や、希望する企業に貢献したいことなどを伝えてみましょう。
また人の役に立ちたいという自分の思いや、人々の日々の安全を守りたいことを伝えるようなアピールの仕方もおすすめです。
警備員に向いていることをアピール
警備員は立ち仕事や巡回が多く、ある程度の体力が求められる仕事です。
そのため、体を動かすことが好きな点を伝えると、自分が警備員に向いていることをアピールできます。
たとえば部活動の経験や筋トレの習慣があることを志望動機の1つとして記載すると、担当者も体が丈夫であることを理解してくれるでしょう。
また夜勤ができる警備員は人手が足りていないことが多いです。
そのため元々夜型の場合は、夜間に働けることをアピールすると採用されやすくなるでしょう。
200~300文字くらいで書く
履歴書の志望動機は、200~300字を目安に書くとよいでしょう。
志望動機が長すぎると要点が伝わりにくく、短すぎると熱意が伝わりません。
1行30文字×10行程度で文章を書くと、300文字になります。そこに改行を入れて読みやすくすると、200~300文字程度になります。
少なくとも、履歴書の記入欄の8割くらいを埋めることを意識するとよいでしょう。
警備会社の面接で聞かれる質問例
履歴書に志望動機を記入して提出後に、書類選考を通過すると面接です。
ここでは、警備会社の面接で聞かれる質問例を紹介します。
警備員になろうと思った理由はありますか?
この手の質問には、志望動機に書いたことをそのまま答えるとよいでしょう。
その際に、「〇〇だから、警備員になろうと思いました。」などの結論を先に伝えると面接の担当者も理解しやすくなります。
結論を伝えたあとに、そこにいたるまでの経緯や詳細を説明すると、相手に好印象を与えられます。警備の仕事を真面目にできる人かどうかを会社は知りたいので、志望動機もしっかりと回答するようにしましょう。
体力はありますか?
警備のなかでも、1~2号警備は比較的体力が必要ありません。
しかし1~2号警備は立ち仕事であったり、夏場の暑さや冬場の寒さに耐えて業務を遂行する必要があったりするため、ある程度の体力は求められます。
そのため体力について聞かれたら、自信があることをアピールしましょう。
ちなみに、60代や70代でも警備の仕事につけるため、体力面について過度に心配する必要もないかと考えられます。
次の記事では、60代や70代で警備をはじめる場合に、おすすめの業務内容を紹介していますので、参考にしてください。
勤務地に希望はありますか?
アルバイトで働く場合は、勤務地について聞かれることもあります。
警備員の仕事は現場に直接向かうこともあるため、自分が通える範囲を答えましょう。
どうやって通勤しますか?
警備の仕事は現場が頻繁に変わるため、通勤手段について聞かれることも多いです。
とくに田舎では、バイクや自動車などの移動手段を持っていることが重要なこともあります。
車を持っていない場合でも、相乗りで現場に向かえることもあります。
働けるのはいつからですか?
警備会社は人手不足が深刻な場合も多いです。そのためすぐにでも働いてくれる人は歓迎されることもあります。働ける日については、なるべく近い日を答えるとよいでしょう。
シフトについて希望はありますか?
希望シフトに関する質問は、アルバイト希望の人に尋ねられる質問です。
自分の生活スタイルを加味して、適切な曜日や時間帯を答えるとよいでしょう。
欠格事由についての質問
欠格事由に該当すると、警備員になれません。
そのため、以下の点について質問されることがあります。
- 18歳未満ではないか?
- 破産して復権を得ていない状況ではないか?
- 反社会的団体と関わりのありはないか?
- 犯罪歴はないか?
- 薬物中毒者ではないか?
- 精神疾患を抱えてはいないか?
精神疾患については、医師から働いてもよいといわれている場合は、欠格事由には該当しません。
欠格事由に該当する場合は、正直に伝えましょう。
未経験でも警備員の仕事にチャレンジしてみよう
警備員の仕事は、比較的未経験からでもはじめやすい仕事です。
今回は、志望動機の書き方や面接で尋ねられる質問についてお伝えしました。
参考にしていただき、警備員の仕事にチャレンジしてみてください。
弊社でも警備員を募集してます。
研修制度や資格手当も充実しており、楽しい仲間と一緒に働ける点も魅力です。
未経験者でも応募可能ですので、ぜひお申し込みください。