警備員は腰痛になりやすいの? 理由と腰痛対策6選!

警備員は腰痛になりやすい

警備員は立ちっぱなしで業務をこなすことも多く、体力的な負担も大きい仕事です。それゆえに、腰痛で悩んでいる警備員の人も多いのではないでしょうか。

こでは、腰痛になりやすい原因とともに、腰痛対策についても詳しく紹介しています。

警備マン

対策法を覚えて、普段からきちんと自分の体をケアしてあげてください。

目次

警備員は腰痛になりやすい仕事?

警備員は、非常に腰痛になりやすい仕事と言ってよいでしょう。

立ちっぱなしで業務をこなすことも多く、勤務時間も長いです。疲労がたまり、慢性的な腰痛に悩まされる人も少なくありません。

腰痛の痛みがひどくなった場合は、仕事だけではなく、私生活もままならなくなってしまうリスクがあります。普段からしっかりと対策をして、腰痛から体を守りましょう!

腰痛になりやすい原因とは

警備員が腰痛になりやすい原因としては、立ちっぱなしや座りっぱなしといったように、長時間同じ姿勢で仕事を続けていることにあります。

腰痛になるメカニズムは、「長時間同じ姿勢での仕事→筋肉が凝り固まる→血行不良が起こる→腰痛になる」という流れになります。

長時間同じ姿勢でいることで筋肉が強張ってしまい、血行不良が起こります。血液には、筋肉にたまった疲労物質を回収する働きがあるのですが、血流が悪くなると、この疲労物質がたまりやすくなってしまうのです。疲労物質を代謝しようとする体の働きが、腰痛となって体に表れます。とくにお尻の外側にある中殿筋という筋肉が凝り固まると、腰痛を引き起こすことが多いようです。

すぐに実践!効果的な腰痛対策

原因がわかったところで、さっそく効果的な腰痛対策を見ていきましょう。できることから実践してみてください。

仕事の前は準備体操をする

仕事の前には、しっかり準備体操をしましょう。

背中や腰を中心に、アキレス腱など全身の筋肉を伸ばしておきましょう。準備体操を行うことで、仕事が終わったあとの疲労感も軽減できるうえ、ケガの防止にも繋がります。仕事前には毎回準備運動を行うことを習慣づけるとよいですね。

勤務中はストレッチをする

業務中にストレッチを行うことも、腰痛の防止になります。

仕事の合間に行うストレッチ

警備員は長時間同じ姿勢で仕事を行うことが多いため、タイミングの良い時に軽くストレッチをしてください。

前屈、アキレス腱伸ばし、屈伸、腰回しがおすすめ。凝り固まった筋肉をほぐせます。

警備マン

短時間でよいので、こまめに行うことがポイントです。

休憩中に行うストレッチ

休憩中には、しっかり目にストレッチを行ってみましょう。

まずは、太もも裏のストレッチから始めます。

立った状態で片足を一歩前に出し、足のつま先を上げます。太ももの後ろの筋肉が伸びていると感じる姿勢を、15~20秒ほど続けてください。反対側も同様に行います。

お尻の筋肉のストレッチも、腰痛に効果的。

立った姿勢で片足を浮かし、その膝を両手で抱え込んでください。膝が胸につくようにし、お尻の筋肉を20秒間伸ばします。その際には背中を伸ばし、丸まらないようにしましょう。反対側も同じように行います。

正しい姿勢を意識しながら業務にあたる

腰に負担がかからないようにするには、正しい姿勢で業務にあたることが大切です。

立ち仕事と座り仕事にわけて解説していきます。

立ち仕事の場合

姿勢をチェックした際、前かがみの姿勢になっているようであれば注意が必要です。骨盤で身体を支えられていないということなので、背筋をしっかり伸ばした姿勢を意識しましょう。

できるだけ左右均等に重心をかけ、骨盤が歪まないようにします。自分の体が天井から糸でつるされている感じをイメージするとよいでしょう。背筋をぴんと伸ばして、頭の位置もまっすぐの状態に。その際、あごもきちんと引いてください。

骨盤が歪まないよう意識することで、腰に負担がかかりにくくなりますよ!

座り仕事の場合

座り仕事の場合も、猫背になっていないか姿勢を意識しましょう。

まずは、腰と足の付け根が直角になるように、イスに深く腰かけます。イスが低かったり高かったりする場合は、直角になりません。そうなった場合は、イスの高さを調整してください。座ったら、背筋をぴんと伸ばして、あごを引きます。お腹を引っ込めると正しい姿勢となります。

腰痛対策のグッズを使う

着圧ストッキング

着圧ストッキングには足の下から上へ足の引き締め効果があり、足の血液が心臓へと戻るサポートをしてくれます。足がむくみにくくなるため、足の痛みの予防に繋がります。

足が痛くなることで正しい姿勢がつくれず腰痛になるケースもあるので、腰痛対策になるでしょう。

腰痛ベルト、コルセット

ベルトやコルセットは、腰痛の予防はもちろん、実際に腰痛になってしまった際にも効果的です。自分の状態に合ったものを選び、しっかり固定しましょう。

ただし、ベルトやコルセットはあくまで予防や一時的な対処にすぎません。完全に治療するには、やはり病院や整骨院を利用することが必要です。

業務終了後はマッサージをする

仕事が終わった後には、自分の体をやさしくマッサージして労わってあげましょう。

腰以外にも肩や足、お尻付近を揉みほぐして、血流を良くしてください。とくに、お風呂から出た後に行うと効果的です。

マッサージを行うことで、疲労の回復度も改善されます。

毎日入浴する

毎日きちんと湯船につかることも、腰痛の予防になります。

入浴には体を癒し、清潔にするだけでなく、血行促進効果があることも覚えておきましょう。血の流れを活発にし、筋肉の緊張を緩めることで腰痛を防ぎます。

腰痛対策として効果的な入浴法を紹介します。できることから実践してみてください。

40℃以下のお湯に20分ほど入浴する

38~40℃のぬるめのお湯に20〜30分程度、みぞおちまでつかります。時間がないときでも、疲労を軽減するために5~10分は必ずつかるようにしてください。

入浴前にはコップ1杯の水を飲むなどして、脱水症状にならないように注意しましょう。

入浴中に軽いストレッチをする

勤務中のストレッチに加えて、入浴中にも軽くストレッチを行うと効果的です。

お湯の中で体をひねったり反らしたりすることで、筋肉がほぐれていきます。ただし、腰に痛みが生じたときは無理をせず中断してください。

お風呂上がりに体が冷えないようにする

お風呂から上がった際には、湯冷めしないように気をつけてください。特に冬場は、浴室と浴室の外の温度差が大きいです。浴室で体を拭く、髪をすぐ乾かすなどの工夫をして、温まった体を冷やさないようにすることが大切です。

上記で紹介した6つの方法のほかにも、普段から腹筋を鍛える、大豆製品や魚など、腰痛に効く食べ物を積極的に摂取する方法もおすすめです。

まとめ

警備員は長時間同じ姿勢で業務にあたるため、足腰への負担が大きく、腰痛になりやすい仕事です。腰痛がひどくなると、仕事はおろか私生活にまで支障が生じるため、普段からしっかりケアをしておくことが大切だと言えるでしょう。

仕事前に準備体操をしたり、合間に軽くストレッチをしたり、休憩中にマッサージをしたりなどして、自分の体を労わってください。また、20~30分ほどの入浴は血流を改善し、腰痛対策として有効な方法です。

これまで紹介した対策は、毎日の習慣にするとよいですね。

日頃からがんばっている自分の体。きちんとケアをして、自分を大切にしてあげましょう。

このサイトでは、チャレンジ精神のある警備員を募集しています。

警備の仕事に興味がある人は、ぜひお気軽に問い合わせください!

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