日雇労働で働く方は、失業した場合に生活が苦しくなることがあります。
そんな方々を支援するために、日雇労働求職者給付金という制度があります。
今回の記事では、日雇労働求職者給付金について、わかりやすく解説します。
- 受給資格
- 手続き方法
- 受給額
など、知っておくべき情報を網羅しています。
ぜひ参考にしてください。
日雇労働求職者給付金とは
日雇労働求職者給付金は、日雇労働被保険者が失業した場合に支給される給付金です。
雇用保険制度の一環として設けられています。
日雇労働者の生活の安定を図ることを目的としています。
受給資格
日雇労働求職者給付金を受給するためには、以下の条件をすべて満たす必要があります。
- 日雇労働被保険者である
- 失業している
- 失業した月の前2ヶ月間に、通算して26日分以上の印紙保険料を納付している
- 求職の申込みをしている
日雇労働被保険者とは
日雇労働被保険者とは、1日ごとに雇用主と雇用契約を締結し、労働する労働者のことです。
具体的には、
- 建設業
- 製造業
- サービス業
などで働く日雇労働者が該当します。
失業しているとは
失業しているとは、次のいずれかに該当する状態を指します。
- 労働の意思と能力があるにもかかわらず、適当な仕事に就いていない状態
- 短時間労働(1日4時間以内または週20時間以内)をしている状態
求職の申込みとは
求職の申込みとは、公共職業安定所(ハローワーク)に行って、求職者登録をすることを指します。
手続き方法
日雇労働求職者給付金を受給するには、以下の手順で手続きを行う必要があります。
- 失業した日の一定時限までに、指定されたハローワークに来所する
- 必要な書類を提出する
- 失業認定を受ける
- 受給資格があることを確認する
- 受給額を決定する
- 指定された口座に給付金を振り込む
必要な書類
- 日雇労働手帳
- 労働者派遣契約不成立証明書(失業の日の前日までに、派遣会社に対し、労働者本人が発行を求めます。)
- 求職申込書
- 印鑑
- 銀行口座情報
失業認定
失業認定とは、失業状態であることをハローワークが確認する手続きです。
失業認定を受けるには、毎週決められた曜日にハローワークに来所する必要があります。
受給額
受給額は、納付した印紙保険料の等級と日数によって決まります。
- 基本手当日額: 7,500円、6,200円、4,100円の3段階
- 受給日数: 1ヶ月あたり最長30日(当分の間は40日)
その他
- 日雇労働求職者給付金は、原則として6ヶ月間支給されます。
- 日雇労働求職者給付金を受給している間に、雇用保険加入の正社員の仕事に就いた場合は、給付金の支給が停止されます。
- 日雇労働求職者給付金に関する詳細は、厚生労働省のホームページまたはハローワークで確認できます。
日雇労働求職者給付金は、日雇労働者にとって重要なセーフティネットとなる制度です。
失業した場合には、積極的に受給を検討しましょう。
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