警備員に向いている人の第一条件は、仕事を途中で投げ出さないことです。
これは、どの業種にも当てはまることですが、社会の安全と人の命を守る警備員には、特に求められる重要な要素です。
そして、社会や人の安全を守る仕事に従事することは大きな魅力であり、やりがいにも通じます。
この記事では、警備員に向いている人、やりがい、魅力などについて詳しく説明します。
警備員には向いている人と向かない人がいる!
どんなことにも向き不向きはあります。
警備員にも、やはり向いている人、向いていない人がいます。
警備の仕事に向いている人はどんな人?
向かないのはどんなタイプの人?
それについて解説します。
警備員にはこんな人が向いている!
冒頭でも述べましたが警備員は社会や人々の安全を守り、財産も守ります。
また、災害現場や大勢が集まるイベント会場などでは、その場の秩序を維持することも求められます。
仕事を途中で投げ出さないことは当然であり、責任感や使命感を持って仕事に臨める人が警備員に向いていると言えるのです。
他には、どのようなことに対応できる人が、警備員に向いているかを解説します。
警備員には夜勤に対応できる人が向いている!
一般の人が活動する昼に寝て、みんなが休む夜に活動しても気にならない人は、警備員に向いています。
まれに9時~5時のシフト制をとっている事業所もありますが、多くの警備会社では24時間の三交代制を敷いています。
このような特殊性から、昼夜逆転の勤務であっても当然のように仕事に励むことのできる人が警備員に向いているのです。
夜勤は手当もつきます。
喜んで夜勤を引き受けられる人は、警備会社で重宝されます。
警備員には長時間の拘束に耐えられる人が向いている!
警備員に向いているのは、長時間の拘束に耐えられ、どこでも眠る事の出来る人です。
施設によっては、24時間体制で警備をしなければなりません。
このようなケースでは、警備員の拘束時間が長くなります。
もちろん、24時間連続して働くわけではありませんが、8時間勤務したあとに8時間の仮眠と休憩をとり、その後また8時間の業務に就くという体制です。
仮眠と休憩は施設内にある仮眠室または警備室でとることになります。
したがって、どこでも眠ることができて、長時間の拘束が苦にならない人に警備員の仕事は向いています。
警備員には責任感の強い、正義感のある人が向いている!
警備員には責任感が強く、正義感のある人が向いています。
施設を警備する場合は施設の安全を守り、利用者に安心してもらうことが第一の使命です。
このような使命を負った仕事に求められるのは、責任感と正義感です。
負担に思う方もいるかも知れませんが、自分の力によって施設の安全が確保され、利用者は安心して活動できます。
警備員の仕事は負担よりも、やりがいや充実感を味わうことの方が大きいのです。
また、不審者を発見して、不祥事を未然に防ぐと施設の管理者に感謝されます。
来場者がトラブルに巻き込まれたのを解決してあげると、大いに感謝される仕事でもあります。
満足感が大きく魅力ある仕事、それが警備員です。
警備員に向かないのは、こんな人!
これまで、警備員の仕事に向く人の特徴を見てきましたが、どの業界でも見られるように向いていない人もいます。
どんなに魅力的で、やりがいのある仕事であっても、向いていない人がその仕事に就くと無理が生じて、周囲の人に大きな負担と迷惑をかけてしまいます。
警備員に向かない人はどんな人か?
その特徴を解説します。
警備員は、ル ールを守れない人には向かない!
ルールを守れない人は、警備員に向きません。
警備の仕事には、施設の来場者や現場にいる人たちにルールを守ってもらい、秩序を維持する任務も含まれます。
そのような仕事に従事する警備員が自らルールを破ってしまっては、これはもう仕事になりません。
ほどんとの業務で規則が決まっていて、それに従って正しく任務を遂行するのが警備員の役目です。
警備会社は業務内容において警察とのかかわりが強く、定期的に査察を受けたり、警備員の行動を書類で報告をしなければならないケースもあります。
その過程で警備員の問題行動が発覚すれば、当然指導されます。
そうした事態を防ぐためにルールが厳格に運用されているのです。
ルールの大切さを理解できず、無責任な行動をとる人は警備員に向いていません。
警備員は、自宅と違う環境で眠れない人には向かない!
自宅とは違う環境で眠ることのできない人は、警備員に向いていません。
警備員に向いている人の章でも述べたように、長い時間拘束されるのが施設警備業務です。
したがって自宅に帰らず、勤務と勤務の間に職場で仮眠をとることが多くなります。
警備室や仮眠室には布団などの寝具は完備していますが、感覚的に自宅と異なるのは当然で、このような場所では寝付けない人がいます。
ただし、人には順応力があります。
最初のうちは、なかなか寝付けずに身体的にも精神的にもきつい思いをしますが、だんだん慣れてくる人も多くみられます。
しかし、どうしてもなじめない方は、厳しい言い方になりますが、警備員には向いていないと言えるでしょう。
警備員は、暇な時間が苦手な人には向かない!
暇な時間を持て余して、苦痛に感じる人は警備員に向いていません。
警備の仕事とは言え、施設や現場に怪しげな者は現れず、危険物なども見つからない平穏無事な状況こそ望ましいのです。
しかし、そのような状況では暇な時間ができてしまいます。
また、夜勤では施設内の巡回や施錠確認などの業務を行いますが、一通り終えると交代の時間まで、それほどやることはありません。
これといった業務のない時間が、退屈で仕方ないと持て余してしまう人には向かない仕事です。
平穏無事な時間を、どのように有意義に過ごすかという発想が大事です。
「退屈で仕方ない」ではなく「どうしたら有意義に過ごせるか」に切り替えられなければ、苦痛になってしまうでしょう。
時間を持て余して、苦痛に感じる人に警備員の仕事には向きません。
警備員の仕事で、やりがいを感じる瞬間と魅力は?
この記事を読みながら、警備員をやってみようか、どうしようか迷っている人もいらっしゃると思います。
「こんな瞬間に感じるやりがいが、たまらない」
「こんなに魅力ある仕事だったとは」
警備員の仕事は辛いこともありますが、それ以上にやりがいと魅力にあふれています。
現場で働く、警備員が感じるやりがいと魅力について解説します。
警備員の仕事は人の命を守る!
度々述べてきましたが、警備員の仕事は社会の安全と人々の命や財産を守る、使命感あふれる業務です。
人々のかけがえのない大切なものを守るのですから、やりがいがあるのは当然です。
魅力もあります。
例えば、大勢の観衆が集まる大掛かりなイベントでは、警備員抜きでの成功はありません。
会場を訪れた多くの人々を整然と誘導しなければ、たちまち大混乱に陥ってしまいます。
マンション建築や大掛かりな道路工事現場でも警備員不在では、仕事が成り立ちません。
普段は、あまり注目されることのない仕事ですが、人々の命と安全を守り安心を届ける役割は、想像以上のものがあることを分っていただけると思います。
警備員には挨拶や感謝の言葉が多く贈られる!
多くの挨拶や感謝の言葉が贈られるのも、警備員の魅力であり、やりがいです。
仕事中に見知らぬ人から「ご苦労様」「いつも、ありがとう」と、あたたかい言葉を贈られることがよくあります。
これは、とてもうれしくて、たまらない魅力です。
やりがいが沸々と湧いてくるのを実感します。
もちろん、毎日のように顔を合わせる工事関係者や施設の人からだって、挨拶や感謝の言葉が贈られます
警備員はステップアップが明確だ!
警備員のもう一つの魅力は、明確なステップアップを自分の力でつかめることです。
学歴や年齢などはあまり重要視されません。
本人のやる気と実績がもっとも重要視される業界であることも、大きな魅力です。
警備員は、資格を取得することにより、ステップアップできます。
多くの警備会社では、資格を取ることにより給料も上がります。
ただし、まれに資格手当の支給がない会社もあるので、事前に確認しておきましょう。
警備員は、実は奥の深い仕事だ!
警備員は現場で道行く人から挨拶や感謝の言葉を受けることがよくあります。
しかし、逆に車の誘導業務ではドライバーに怒られることもあれば、指示に従わない人もいます。
このようなトラブルに遭遇すると、最初は戸惑ったり落ち込んでしまうものです。
けれども、いろんな経験を積むと判断力が磨かれ、迅速で臨機応変な対応ができるようになります。
また、通行人の方や施設関係の方との何気ない会話で励まされたり、逆にこちらが励ましてとても感謝されることもあります。
単純な仕事に見えますが、多くの経験や体験を重ねながら対処方法や感性を磨ける、実に奥の深い仕事なのです。
まとめ
ここまで警備員に向いている人、向かないタイプの人、そしてやりがいと魅力について見てきましたが、いかがだったでしょうか。
きっと、これまで気づかなかった魅力とやりがいが見つかったのではないでしょうか。
責任感が強く、正義感のあるあなたは、警備員に向いています。
弊社では現在、警備員の募集並びに応募者の相談に応じています。
この記事を読んで警備に興味を持っていただけた方のお問い合わせお待ちしております。