警備員の労災事故!リスク回避&対処法を解説

警備員の労災リスク回避安全対策の方法

業務上危険を伴うことのある警備員は、労災が多い仕事といわれています。

警備員はさまざまな雇用形態や現場があるので、労災の請求先が警備会社とは限らないことに注意しておく必要があります。

安心して警備の仕事をするために、労災の基本的な知識と事故が起こりやすい状況を知っておいてください。

この記事では警備員の労災事例とリスクの回避方法を解説し、合わせて警備員が知っておきたい労災の基礎知識について解説します。

この記事を読めば事故のリスクを下げ、万が一労災になった場合にあわてずに対処できるようになります。

目次

警備員のよくある労災事例

厚生労働省による「令和3年警備業における労働災害発生状況」によると、労災の中で転倒転落・墜落、動作の反動・無理な動作が8割近くを占めています。

中には労災で死亡してしまうケースもあり、その多くは交通事故や熱中症が原因です。

この項目では、警備員の労災の代表的な事例について詳しく解説します。

転倒(転落・墜落も含む)

警備員の労災で最も多いのは転倒になっています。

工事現場など足場が不安定であったり、障害物が多かったりするのが主な理由です。

天候不良や夜間で視界が悪く、思わぬところで転倒してしまうこともあります。

現場は工事の進捗で状況が刻々と変わるのも転倒の原因の一つです。

今までなかった場所に段差や障害物ができていて、気づかず転倒してしまう場合もあるでしょう。

特に高齢の方は転倒により骨折しやすくなっているので、注意が必要な労災です。

動作の反動・無理な動作

動作の反動・無理な動作で腰痛や捻挫を起こしてしまう警備員もいます。

もともと警備員は緊張感を持って同じ姿勢を取り続けることで、足腰に負担がかかりやすい業種です。

腰痛や捻挫は力仕事の人に多い労災原因ですが、警備員の場合は階段から落ちた・ちょっとした段差に足をくじいたというケースが多く報告されています。

注意力が散漫になっていて障害物に気づかず、捻挫してしまう警備員は少なくありません。

ほかにも警備に必要な看板など重たいものを持ったことで、腰痛を起こしてしまうケースもあります。

熱中症

夏の暑さが厳しいことで熱中症が増えており、警備員も例外ではありません。

警備員は暑くても制服を着崩せず熱がこもりやすいこと、暑くても持ち場を離れにくいことから熱中症のリスクが高い職業です。

屋外だけではなく屋内でも熱中症になることはあるので、どんな現場でも熱中症のリスクはあると思っておくとよいでしょう。

熱中症の予防に関しては、労働環境を整える雇用側の取り組みも重要になります。

交通事故

警備員が配置されるのは交通量の多い現場である場合が多く、交通事故には注意が必要です。

工事現場はたくさんの大型車が走行するので、事故が起きると重大事故になりやすい状況にあります。

自分の安全を確認せずに誘導してしまったのが、事故の原因であるケースが多いといわれています。

交通量の多い場所の警備業務は、自分自身が交通事故に遭わないように注意してください。

事故リスク回避のために知っておくべきこと

労災が起こってしまった原因を分析すると、いくつか共通点があります。

特に警備員が注意すべきリスクを知っておくと回避する行動をとることができるので、参考にしてください。

足場の悪いところは注意

特に工事現場は足場の不安定なことが多いので、安全確認をこまめに行うことでリスクを下げられます。

事前に現場の障害物や突起物の場所を把握し、作業の進行に応じて現場の環境を再度確認するようにすれば安心です。

前日や当日が雨や雪の場合は、足元が滑りやすくなっているので特に注意が必要です。

周囲の環境に気を配る

作業中は、意識して現場の環境にも気を配るようにしましょう。

業務が忙しいと自分自身に意識が向かなくなってしまうので、足元や頭上の障害物に気づかずケガをするリスクが高まります。

定期的な巡回業務などルーティン作業の際は、慣れているからこそ注意が散漫になりやすくなります。

特に夜間は周囲の状況が分かりにくいので、思わぬところでケガをしてしまうので注意してください。

ストレッチや体操を取り入れる

腰痛や捻挫を防ぐために、ストレッチや体操を行うのもおすすめです。

作業前にラジオ体操を行っている現場もありますが、自分自身でも就業前や空き時間に行うとよいでしょう。

余裕があるなら筋トレやウォーキングなどで体力をつけると、元気に働き続けるのに役立ちます。

自分の安全を確保してから交通誘導をする

警備の際は、車両や人の誘導を行って大丈夫な立ち位置かを確認するようにしましょう。

忙しいと自分の持ち場に意識がいかなくなりますが、自分自身の安全を確保することを最優先にしてください。

警備の仕事に慣れないうちから交通量の多い現場に行くと大変なので、交通量が少ない現場で慣れておくのがおすすめです。

熱中症対策を行う

特に屋外の勤務の場合は、熱中症対策をできる限り行って無理をしないようにしましょう。

体調に異変を感じたら、我慢せずにすぐに報告することで適切に対処してもらえて悪化を防げます。

プライベートでもあまり無理をせず、睡眠と栄養補給を欠かさないようにしましょう。

警備員として働くなら、熱中症対策に取り組んでいて無理をさせない警備会社で働くことをおすすめします。

弊社では熱中症対策にも力を入れています。

  • なるべく配置人数を増やし、休憩をこまめにできるような体制づくり
  • 無理なシフト管理にならないように調整・管理する
  • 暑さに弱い高齢の警備員には短時間勤務ができるように手配

以上のことを徹底し、安心して働けるような環境づくりを行っています。

労災の使い方

労災が起こってしまった場合、警備員の場合は業務内容や契約により申請する場所が異なるのが特徴です。主な状況ごとに詳しく説明していきます。

委託業務中の場合

委託業務とは、「決められた期間に特定の仕事を行い続けること」を条件に結ぶ契約のことです。

警備会社が現場の警備について責任を持つことになるので、委託業務中の場合は警備会社の労災として扱う場合が多くなります。

請負業務中の場合

請負業務とは、「仕事の成果に対して報酬がもらえる契約」のことです。

警備の場合は「安全と安心」が成果になるので、異常やトラブルの有無にかかわらず警備していれば成果として扱われます。

請負業務中は現場の建設会社などの労災として扱う場合もありますが、警備会社に申請する場合もあるので確認してください。

注意点として、請負業務中に現場で警備以外の業務を依頼されたことが原因でケガをしても、労災の対象外になる場合があることです。

業務中に困ったことがあれば、派遣元の警備会社に相談するようにしてください。

通勤中の場合

通勤中の場合は、原則として警備会社に労災を申請します。適応には条件があるので、申請時に確認するようにしてください。

労災防止には働く会社選びも重要

個人の意識だけでは労災を完全に防ぐことは困難なので、会社側の取り組みもとても大切になります。

ゆとりのある人員配置や安全に仕事ができる備品の支給など、会社側の配慮があると働きやすく労災に発展しづらくなります。

万が一労災が起こってしまった場合も個人を責めず、再発防止に意欲的に取り組んでくれる会社を選ぶと安心して働けるのでおすすめです。

まとめ:安全第一で労災事故を防ぎましょう

警備員は労災が多い仕事といわれており、重大事故に発展してしまうことがあります。

個人個人の注意や意識で防ぐことができる場合も多いので、対策を知ってできることから取り入れてみてください。

労災は個人の問題だけではなく、現場や警備会社の体制が原因になっている場合もあります。

働きやすい警備会社を選ぶことで、事故に遭うリスクを下げ長く働くことができます。

警備の仕事に興味がある方は、弊社にぜひお問い合わせください。

人や交通量の少ない警備がメインの業務になっていますので、未経験者でも働きやすくなっています。

働きやすい環境づくりに力を入れていて、風通しのよい職場環境です。

男女や年齢問わず募集しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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