警備員をするにあたって、気になるのがトイレ事情。
業務途中にトイレに行きたくなったらどうすればいいのか、そもそもトイレに行くことはできるのだろうかなど、
トイレにまつわる不安は多いかもしれませんね。
ここでは、そんな悩みを解決すべく、警備員のトイレ事情についてまとめてみました。
トイレ対策についても詳しく紹介しているので、
ぜひ参考にしてくださいい。
トイレに行かせてもらえないことはない!
警備員の仕事をしている途中、トイレに行きたくなったらどうすればよい?
そんな時は、迷わず現場の監督などに伝えて、トイレに行ってください!
トイレに行かせてもらえないということは、まずありません。
尿意や便意は、人間なら避けて通れない生理現象です。
仕事中、トイレに行きたくても行けない状況を想像してみてください。ひたすら我慢していると、トイレのことばかりを考えてしまい、注意力が散漫になってしまいます。
もし交通誘導を行っている場合ですと、誘導される側はもちろん、自分自身にも危険が及ぶ可能性があります。
トイレの我慢が原因で事故やトラブルが起きてしまっては、元も子もありません。トイレを我慢すると体にも悪影響なので、きちんと伝えたうえでトイレに行きましょう。
トイレ事情は警備の種類によって違う
警備員といっても、仕事内容はさまざまです。
ここでは、警備の種類によって異なるトイレ事情を解説しています。自分にあてはまる項目をチェックしてみましょう。
施設警備
オフィスビルや商業施設、公共施設などの警備を行います。
施設警備の場合、警備をする建物にはトイレが備わっているので、過剰に心配する必要はありません。ただし、警備員が利用するトイレが決まっている施設もあります。一般用のトイレは利用しないよう気をつけてください。
配属先が決まったら、一般用と関係者用のトイレが区別されているかどうかを確認しておくとよいでしょう。
雑踏警備
アーティストのライブやアイドルのコンサート、お祭りなどの警備を行います。
雑踏警備の場合も、トイレに関しては過剰に心配する必要はないでしょう。ライブやコンサート会場にはトイレが設置されています。お祭りなどの屋外イベントでも、一般客用にトイレが準備されていることがほとんどです。
会場に着いたら、トイレの場所をチェックしておくと安心ですね。
交通誘導警備
現場付近での歩行者と車両の誘導、工事車両の誘導、現場出入り口の監視などを行います。業務を行う現場としては、建設現場や道路の工事現場が挙げられます。
交通誘導警備はほぼ外で行う仕事のため、トイレに行けるのか不安な人も多いでしょう。実は、同じ交通誘導警備でも現場によってトイレ事情はさらに異なるのです。
建設現場のケースを見てみましょう。
建設現場では、多くの職人が仕事にあたっています。職人用のトイレが現場の敷地内に設けられており、そのトイレを利用することが可能です。過剰に心配する必要はないでしょう。
一方、トイレ問題がいちばん難しいとされるのが、一般道路や高速道路などの道路工事において交通誘導を行うケース。
作業用の簡易トイレ、または簡易トイレを載せた工事車両が用意されている現場では、そのトイレを利用できます。しかし、そういった設備がない現場も中にはあるようです。
トイレが用意されていない場合はどうすればよいのでしょうか?
次の項目では、交通誘導警備のトイレ事情に焦点を当てて解説しています。
【交通誘導警備の場合】もしトイレが用意されていない場合は?
交通誘導警備の際、付近に簡易トイレが設置されていない場合はどうすればよいのでしょうか?解決策を詳しくまとめてみました。
コンビニのトイレを借りる
コンビニのトイレを借りる方法があります。
コンビニのトイレは、誰でも気軽に利用できるありがたいものですよね。
トイレがない現場は、現場監督などが近くのコンビニに行き、あらかじめ「休憩時にはトイレをお借りします」とお願いすることもあるようです。業務が始まる前に、きちんと監督に確認しておくとよいでしょう。
もちろん、コンビニでトイレを借りる際は、コンビニの店員に一言声をかけてくださいね。
公園の公衆トイレに行く
現場付近に公園があれば、その公園のトイレを利用する方法があります。
誰でも利用できるトイレなので、警備員の制服を着ていても、周りに気を遣う必要はないでしょう。公園のトイレは清掃が行き届いてないこともありますので、清潔かどうかもチェックしておくとよいかもしれません。
商業施設のトイレに行く
現場近くにスーパーやショッピングモールなどの商業施設があれば、施設のトイレを利用することも可能です。しかし、警備員の制服が客や店員の目を引いてしまう可能性もあるので、施設内のトイレを使う場合は、店員に一言声をかけるとよいでしょう。
警備員の中には、付近にあった工場で借りたという人もいるようです。近年では住民の防犯意識が高まっているため、くれぐれも個人宅には行かないようにしましょう。
トイレに行くときはきちんと声をかけてから
軽く前述しましたが、必ず周りに声をかけてからトイレに行くことが最低限のルールです。
無断で持ち場を離れてはいけません。何の声掛けもなくトイレに行ったことで、現場監督とトラブルになってしまうケースもあるようです。トイレに行く時は、必ず他の警備員や現場監督にトイレに行く旨を知らせてからにしましょう。
【不安な人に】警備員のトイレ対策
トイレ事情を理解しても、やはり不安な人はいるでしょう。
ここでは、警備員が自分でできるトイレ対策についてまとめてみました。
役立つ情報ばかりなので、ぜひ今日から実践してみてください!
現場に着いたらトイレの場所をすぐにチェック
現場に作業員の簡易トイレがない場合、近くにあるコンビニや公園などの場所を必ず確認しておきましょう。すでに現場で働いている作業員に「トイレはどうしているのか」を聞いてみるのもよいですね。
トイレの場所を前もって知っておくだけでも、余計な心配をせずに仕事に集中できますよ!
水分補給は水で
水分補給には、必ず水を飲むようにすることもポイントです。
カフェインが含まれるコーヒーや緑茶のほか、柑橘系のジュースや炭酸飲料もトイレが近くなる飲み物だと言われています。また、糖分が多く含まれているジュースはかえって喉が渇いてしまう可能性もあるので、なるべく水を飲むようにしてください。
味の濃いものを食べない
休憩時に昼食を食べる際、味の濃いものは食べないようにしましょう。
塩分が高く味が濃いものは、喉の渇きを招きます。水分摂取量が増えてしまい、結果的にトイレが近くなってしまいます。塩分控えめの梅干しおにぎりなどがおすすめです!
おなかを冷やさない・おなかに負担をかけない
おなかが弱い人は、とにかくおなかを冷やさないようにすることが大切です。おなかを冷やすと、その分トイレが近くなってしまうからです。
暑い夏は冷たい飲み物をたくさん飲みたくなりますが、過度に摂取するとトイレが近くなるだけでなく、腹痛を引き起こしてしまうかもしれません。水分は、おなかを冷やさない程度に摂取するといいですね。
冬はおなかが冷えないようにカイロを貼るなど、おなかを温める工夫をしてください。
警備員の中には、「朝食や昼食にはカロリーが高いものを少量だけ食べる」という、食事量を調整することでおなかに負担をかけない人もいるようです。また、食事の際にはできるだけよく噛んで腸に負担をかけないようにすることも、おなかを守るコツです。
おなかが弱くても自分に合った工夫をすることで、警備員の仕事に集中することが可能です!
まとめ
施設警備や雑踏警備など、警備の種類によって変わってくる警備員のトイレ事情。中でも、いちばん不安になるケースが交通誘導警備でしょう。
交通誘導警備の際、簡易トイレを用意している現場もありますが、設備がなかった場合、公園や商業施設など付近のトイレを利用することになります。それらがある場所を、事前にしっかり確認しておくとよいでしょう。
警備業務では、トイレに行かせてもらえないということはありません。しかし、自分でもトイレ対策を行って業務に臨む姿勢が大切です。極力おなかは冷やさないようにするなどの工夫をしてみましょう。
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