建設業界では若者離れが当たり前はウソ!明るい将来性について解説!

建設業界では若者離れが当たり前はウソ

建設業界では若者離れが当たり前のようにいわれていますが、現在は働き方の改善や賃金アップにより状況が好転しているようです。低賃金や3K(きつい・汚い・危険)などの業界のネガティブな印象は、過去の話なのかもしれません。

将来性に希望の持てる仕事を探している場合は、建設業で働いてみてはいかがでしょうか?

この記事では、建設業界の現状や若者離れが当たり前といわれる理由、将来性について解説します。

目次

建設業では若者離れが当たり前と言われる現状について

建設業では若者離れが当たり前と言われています。ここでは、そのような建設業界の現状について解説します。

他産業と比較すると若者離れが顕著

日本建設業連合会がまとめた資料によると、建設業は全産業の平均と比べ、29歳以下の若年層の労働者が少ないことがわかります。

▼全労働者に占める55歳以上と29歳以上の割合

引用:建設業デジタルハンドブック|日本建設業連合会

同データからは、若年層の割合が少ない反面、55歳以上の比較的高い年齢層の労働者の割合が多いことも伺えます。

以上から、建設業界では他業種に比べて若者離れが顕著だから、若者離れが当たり前と言われていると考えられます。

業界はすでに高齢化が進行

下記に示す国土交通省がまとめた資料からも、建設業界ではすでに高齢化が進んでいることがわかります。

▼年齢階層別の建設技能者数

引用:最近の建設業を巡る状況について|国土交通省

60歳以上が25.7%であるのに対して29歳以下は12%となり、シニア世代に対して若年層は半分以下です。

建設業で若者離れが当たり前となった理由

建設業で若者離れが当たり前となった理由は次のとおりです。

  • 労働時間が長いから
  • 女性が働く割合が少ないから
  • 3Kのイメージがあるから
  • 労働時間の上限規制で給与が減少する可能性があるから

それぞれについて解説します。

労働時間が長いから

建設業の労働時間は、他業種に比べ長い傾向にあります。さらに年間出勤人数も多い傾向にあることが、若者離れにつながっていると考えられます。

▼実労働時間及び出勤日数の推移

引用:建設業の働き方として目指していくべき方向性|国土交通省

建設業の労働時間が長い一方で、若年になるほど労働時間を短くしたい傾向が強くなります。建設業における労働環境の実情と若年層が希望する働き方にギャップがあることで、若者離れが進んでいるとみられます。

女性が働く割合が少ないから

建設業は女性の働き手が少ない業界の1つです。男女共同参画局がまとめた資料からも、全業種のなかで2番目に女性の割合が少ないことがわかります。

▼産業別就業者の女性比率

引用:産業別就業者の女性比率|男女共同参画局

現在は若年層を中心に働く女性が増えています。若い女性を労働力として取り込めていないことが、若者離れが進む要因の1つと考えられます。

3Kのイメージがあるから

一般社団法人群馬県建設業協会が開催した新入社員研修会参加者89名に対してアンケート調査が行われました。その調査結果によると、「建設業の悪いイメージはどこから生まれたと思うか」という質問に対して3Kのイメージと回答した人の数は43名と約半数に上りました。

引用:新入社員アンケート調査報告書|群馬県建設業協会

新入社員が3Kのイメージを持っていることから、「きつい、汚い、危険」といったネガティブなイメージが建設業の若者離れにつながっていると考えられます。

労働時間の上限規制で給与が減少する可能性があるから

建設業界は「2024年問題」と呼ばれる課題を抱えています。

2024年問題とは、2019年4月に施行された「働き方改革関連法」の影響により発生する問題です。同法案では労働時間の上限規制について、建設業界の規制については5年間の猶予措置が設けられていました。その猶予が、2024年3月をもって期限を迎えるのです。

つまり建設業界では2024年4月以降は、残業をしづらくなります。その結果、建設業界で働くと労働時間の減少にともない、収入もダウンするといわれていて、収入減によるさらなる若者離れが危惧されています。

キャディ株式会社の調べによると、労働時間の上限規制による給与減少に懸念を示している建設業従事者の割合が69%に上りました。

金銭を稼ぐことを目的に仕事に取り組む若者は多いので、2024年問題を契機にさらに若者離れが加速するかもしれません。

建設業界の将来性

若者に好まれない職場環境を理由に建設業で働くことを避ける人も多いのではないでしょうか。しかし今後の建設業界には将来性が明るい側面もあるので、一概に建設業界を避けることが得策ではないかもしれません。

建設業界の将来性には次のような明るい要素があります。

  • DX化が進められている
  • 需要が高い
  • 給与が上がる

それぞれについて解説します。

DX化が進められている

建設業界ではDX化が進められており、テレワークも徐々に浸透しているといわれています。総務省の通信利用動向調査報告書によると、建設業界のテレワーク導入率は平成30年は18.8%でしたが、令和2年には56.3%にまで普及しています。

他にも構造物の3Dモデルを作成して、事業全体で情報共有するシステムやドローンを使った現場の空撮などDX化が進んでいます。

DX化が進むと業務が効率化されるため企業の生産性があがり、労働時間の減少と給与アップが期待できます。

需要が高い

建設業は今も昔も社会にはなくてはならない需要の高い産業です。人間が生きる限り住宅は必要ですし、インフラの老朽化にも対応しなければなりません。また地震大国日本では、耐震工事や災害復旧のための工事も不可欠です。

建設業の需要は高いため、建設関連の資格やスキル、経験があると仕事に困ることもないと考えられます。

給与が上がる

人手不足の企業が増えるなか、人材確保のために建設業の賃上げが進んでいます。東京商工リサーチが建設業730者に対して行った調査によると、建設業の88%が賃上げしたと回答しました。

賃上げの方法としては定期昇給が最も多く、続いてベースアップでした。定期昇給とは、年齢や社歴、仕事の成果に伴う賃上げです。一方で、ベースアップは会社で働く従業員の賃金を一律で上げることをさします。

実は建設業の年収は、他業界と比べて高額であることをご存じでしょうか。稼ぎたい場合は、建設業で働くのもおすすめです。

次の記事では、建設業の年収について解説していますので、ぜひ参考にしてください。

若者離れが進む建設業で楽しく働くためのコツ

建設業界の将来性が明るいといえでも、なかには働きづらい会社もあります。そのようななかで、若者が建設業界で楽しく働くためにはどうすればよいのでしょうか。楽しく働くためのコツについて、次の3つにわけて解説するので、参考にしてください。

  • 賃金や労働条件のよい職場で働く
  • パワハラを受けたら相談する
  • キャリアを明確にする

賃金や労働条件のよい職場で働く

まずは賃金や労働条件のよい職場で働きましょう。就職後に後悔なく働くためには、ライフワークバランスを考えて職場選びをすることが大切です。

賃金がよくても残業が長かったり、拘束時間が長かったりするとプライベートを楽しめません。週休2日制やリフレッシュ休暇などが導入されていて、休みを取りやすいかどうかもチェックしましょう。

パワハラを受けたら相談する

建設業界は上下関係に厳しい業界です。そのため、上司や先輩にパワハラのような接し方をされることがあるかもしれません。パワハラを受けたらすぐに人事担当者や会社の窓口に相談しましょう。会社に相談しづらい場合は、労働基準監督署の総合労働相談コーナーに相談するのも1つの手段です。

会社の人間関係や教育方針は実際に入社してみないとわからない側面もあります。万が一、パワハラを受けたときの相談先を考えておきましょう。

キャリアを明確にする

キャリアを明確にするとは、将来どのようなポジションについて、どのような働き方をしたいのか目標を持つことです。

目標があれば仕事に対するモチベーションを維持しやすくなるため、楽しく働けます。理想の上司や先輩を参考にしながら、自分のキャリアについて考えてみるとよいでしょう。

稼ぎたいと考えている場合は、目標年収を決めるのもおすすめです。自分の年収について考える際には、次の記事が参考になるので、ぜひご覧ください。

若者離れが進む建設業の状況は今後変わる可能性もある

現在、若者離れが当たり前といわれる建設業界も、今後は働き方が改善され賃金もアップすることで人気職種になる可能性があります。

これから「稼ぎたい!」「必要とされる人材になりたい!」と考えている場合は、建設業で働くのもおすすめです。

エクストでも建設業関連の仕事で人材を募集しています。興味がある方は、ぜひお問い合わせください。

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