20代に行き詰まりを感じて「クォーターライフクライシス」と呼ばれる状態に陥る人が増えているようです。20代に行き詰まりを感じると、将来に悲観的になって何もやる気にならなくなります。
今回は、「20代で人生の行き詰まりを感じる理由」と「20代はまだまだ人生を巻き返せる理由」について解説します。ウォーターライフクライシスについても説明するので、参考にしてください。
20代後半で人生に行き詰まりを感じる理由
20代後半で人生に行き詰まりを感じる理由は次のとおりです。
- 他人と比較するから
- 未婚であることに焦燥感があるから
- 理想通りの人生ではないから
- プライベートが充実していないから
- 経済的に恵まれていないと感じるから
各項目について解説します。
他人と比較するから
SNSが普及した現代では、容易に同年代に関する情報が手に入ります。SNSで流れる情報をもとに、自分と他人の生活や仕事を比較することで、人生に行き詰まりを感じることもあるようです。
またインターネットで同年代の年収についても簡単に調べられ、自分の収入と比較することで劣等感を覚えることもあります。他人と比較することに過剰になると、心を病んでうつになることもあるため注意が必要です。
未婚であることに焦燥感があるから
20代後半になると周囲が結婚をはじめる時期です。令和2年に政府が行った調査によると、初婚の件数が多い年齢は女性が26歳で男性が27歳でした。(参考:年齢別初婚件数(令和2(2020)年)|内閣府男女共同参画局)
政府調べでは20代に結婚する人の数は多いのですが、近年は晩婚化が進んでいることもあり、30代で結婚するのも一般的です。そのため、20代で未婚であることを理由に、人生に行き詰まりを感じる必要はないのではないでしょうか。
結婚願望があるのであれば、20代後半~30代前半にかけて婚活をはじめても遅くはありません。
理想通りの人生ではないから
自分が思い描いたような理想通りの人生ではないことで、行き詰まりを感じることもあるでしょう。
とはいえ、20代後半はまだまだ人生の前半。まだまだ長いこれからの人生は、理想通りになる可能性を秘めているのです。
今この瞬間から、理想通りの人生を送れるように決心すれば、次第に理想とする人生へと近づくのではないでしょうか。
プライベートが充実していないから
プライベートが充実していないことで、人生に行き詰まりを感じることもあります。プライベートが充実しない主な理由は次のとおりです。
- 仕事が忙しい
- いつも変わらない生活に飽きている
- 深刻な悩みを抱えている
プライベートが充実していない場合は、なかなか会わない旧友に連絡をとったり、行ったことがない場所に出かけてリフレッシュしたりするのもおすすめです。非日常を体験することで新しい発見があり、プライベートが充実するきっかけになるかもしれません。
経済的に恵まれていないと感じるから
経済的に恵まれていない場合、自分ができることが制限されるため、人生を詰んだと考える場合が多いようです。
この問題を解決するためには、支出を減らしたり、収入を増やしたりするような努力をする必要があります。
支出を減らす場合は、まずは家計簿をつけて現在の支出状況を把握することからはじめましょう。また収入を増やすためには、ダブルワークや副業にチャレンジして収入の入り口を増やすとよいでしょう。
次の記事では、おすすめのダブルワークを10個紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
20代で人生に行き詰まりを感じる「クォーターライフクライシス」とは
クォーターライフクライシスとは、20代後半から30代前半に人生に行き詰まりを感じ、現状をネガティブに捉えて思い悩む状態です。
他人と比較して劣等感を感じたり、周囲に取り残されたように感じて孤独感を覚えたりする特徴があります。
将来に期待して意欲的に取り組んできた人が、クォーターライフクライシスに陥ることが多い点も特徴。理想と現実のギャップに苦しんで気分が落ち込み、人生をネガティブに捉えてしまいます。
クォーターライフクライシスで悩んでいる場合は、以降で解説する内容を参考にして人生をポジティブに捉えてみてください。
20代後半で人生終わりはまだ早い!巻き返せる理由
20代後半で人生に行き詰まりを感じたからといって、人生が終わりと考えるのはまだ早過ぎます。
これからの人生、巻き返すことも可能なので、頑張りましょう!ここでは、20代後半で人生を巻き返せる理由を解説します。
人生が長くなったから
現代は人生100年時代といわれていて、20代後半は人生の4分の1を過ぎた程度です。努力次第で残りの人生を好転させることも、可能ではないでしょうか。
実際に人生の後半から活躍した偉人も多く存在します。なかでも、ケンタッキーフライドチキンを編み出したカーネルサンダースは人生の後半に活躍した人として有名です。
人生の後半でも活躍できるから
人生の後半で活躍したカーネルサンダース。彼は、1890年にアメリカのインディアナ州で生まれた実業家です。
カーネルサンダースは、環境の変化や世界恐慌、事故などが原因でなんども失職して、破産の経験もあります。
そのような困難に直面しながらも、希望を失わずに行動を続け、65歳のときにケンタッキーフライドチキン会社を設立。その後、ケンタッキーフライドチキンはアメリカ全土で拡大を続けました。
そんなカーネルサンダースは次のような名言を残しています。
「何歳であろうと根性があって、やる気と信念があるならば大丈夫。
それがすべてにおいて最も大きな要素です」
実際に人生の後半で活躍したカーネルサンダースの言葉を受け止めて、20代後半から奮起してみてはいかがでしょうか。
20代はポテンシャル採用で就職できるから
20代は、まだまだポテンシャル採用でも就職できる年齢。ポテンシャル採用とは、求職者の潜在能力を評価の基準とする採用手法です。
年齢が高くなるに従い、企業は求職者の経験やスキルを重視する傾向にあります。しかし20代後半であれば、ポテンシャルで採用してもらえる可能性が十分にあります。
もし現在の仕事に満足できずに人生を詰んだと思っている場合は、転職を検討するのも1つの手段です。また現在、定職に付いておらずに人生が詰んだと思っている場合は、いまから行動して正社員を目指してはいかがでしょうか。
仕事経験がなくて20代から人生に行き詰まりを感じている人へ
仕事の経験がなくて20代から人生に行き詰まりを感じている場合は、まずは未経験でもできる仕事で働いてみましょう。
働かずに無職の状態を先延ばしにするのは危険なので、今から行動することをおすすめします。
先延ばしは危険
無職の状態を先延ばしにすると、まだ20代と言えども次第に就職をしにくくなります。30代になると、職務の経験者や即戦力として働ける人が採用される傾向が強くなるので注意しましょう。
20代のうちから未経験でも働ける仕事について経験を積んでおくことをおすすめします。
未経験からでも働ける仕事からはじめよう
弊社では未経験の方も大歓迎で募集しています。人生に行き詰まりを感じながらも、これから頑張ろうと考えている人は応募してみてください。荷揚げ屋と警備員の2つの職種で募集しています。
荷揚げ屋
荷揚げ屋は工事現場の資材を搬入したり、配ったりする仕事です。重量物を取り扱うことが多いため、体力が必要です。
しかし弊社の荷揚げは、上棟荷揚げと呼ばれ、主に一軒家の建築で使用する資材の搬入をする仕事です。ビルやインフラで運ぶような重量物ではなく、比較的軽めの木材を取り扱うので、体力に自信がない人にもおすすめです。
荷揚げについて詳しく知りたい場合は、次の記事も参考にしてください。
警備員
弊社が募集する警備員はオフィスの見回りや、工事現場での交通誘導などを行う仕事です。研修を実施しているので、未経験者でも安心して仕事をはじめられます。
最近は女性の警備員も増えていて、弊社でも女性警備員が活躍しています。男女や年齢を問わず募集をしているので、ぜひ応募してみてください。
警備員について詳しくは、次の記事も参考にしてください。
20代で人生に行き詰まりを感じても巻き返せる!
今回は20代で人生に行き詰まりを感じた人に向けて、人生を巻き返せる理由についてお伝えしました。
人生の後半からでも人生を巻き返して、活躍する人も数多く存在します。今回は、ケンタッキーフライドチキンでおなじみのカーネルサンダースの名言も紹介したので、参考にしてください。
20代で人生に行き詰まりを感じて、転職や就職を検討している場合は、弊社の募集職種に応募してみるのもおすすめです。
現在、荷揚げ屋や警備員で働いてくれる人を募集しているので、興味があればお問合せください。