揚重作業とは?読み方や意味、仕事内容、魅力について解説!

揚重を聞きなれない人も多いのではないでしょうか?揚重は、荷揚げや資材搬入と似たような言葉です。この記事では、揚重の意味や読み方について解説します。

揚重の具体的な仕事内容やメリットについても説明するので、これから揚重をはじめようか迷っている人は、ぜひ参考にしてください。

目次

揚重の意味や読み方は?

「揚重」は字を見慣れないと、意味や読み方がわからない人も多いのではないでしょうか。詳しく解説するので、参考にしてください。

揚重の意味

揚重とは建築資材や重量物をクレーンやフォークリフトなどの重機や人力で、指定した場所へ運搬したり、配置したりすることです。揚重は「荷揚げ」や「荷上げ」とも呼ばれ、どちらも建築資材を運ぶことを意味します。

読み方と楊重との違い

揚重の読みは「ようじゅう」で、「楊重」も同じ意味です。通常は手で物を持ち上げるイメージがつきやすい、手へんの「揚重」を使うことが多いようです。

一方で「楊」は上にあがる「やなぎ」を示します。「楊」の字も上がる意味をもつため、企業様によっては「楊重」の字を使う場合もあります。

揚重の仕事内容

揚重の仕事内容は次のとおりです。

  • 作業前のKY活動
  • トラックの誘導
  • 重機や手作業により搬入
  • ゴミの清掃

それぞれについて詳しく解説します。

作業前のKY活動

KY活動とは危険予知活動や訓練のことで、労働災害防止のために必ず行う必要があります。活動を行う際は、職場に潜む危険要素をリストアップし、起こりうる労働災害を具体的に想定します。KY活動で現場作業員の危険への感受性を高めると、ヒューマンエラーの減少につながります。

揚重の場合、担当現場が変わりやすく、作業内容も変化するため、安全対策が難しいと言われています。

トラックの誘導

トラックを誘導するのも揚重の大切な仕事の1つで、誘導の際は以下の取り組みを行います。

  • トラックから置き場までの経路を確認する
  • 障害物や他業者の作業がないか確認する
  • 危険ポイント(注意箇所)を確認し共有する
  • トラックの誘導に際して危険ポイントや誘導経路を把握する
  • 仮置きスペースを確保する

トラックの誘導においても、さまざまな安全確認が欠かせません。

重機や手作業により搬入

揚重は指定した場所へ建築資材を運んだあとに、それらを使いやすいように仕分ける作業も行います。戸建て住宅であれば搬入の指定場所までの距離はそれほど大きくはありません。しかしマンションやビルなどの建設現場は、複数階のフロアを移動する必要もあり、階段の上り下りを頻繁に行います。

ゴミの清掃

資材の梱包材の片付けなどをするのも揚重作業の1つです。揚重は半日で終わることもあるのですが、建設現場の規模が大きければ1日中搬入を繰り返すこともあります。その間、不要となる梱包材も大量に出てくるため、適宜整理しながら運搬を続けることが大切です。

揚重作業の魅力

弊社が考える揚重作業の魅力は次のとおりです。

  • コツを掴むと楽しい
  • 日常生活に役立つ
  • 体を鍛えられる
  • 危険予知能力が身に付く
  • 社会生活に必要な能力が身に付く
  • 仲間と楽しんで働ける
  • 将来的に責任ある立場で働ける
  • 将来性が明るい

揚重の魅力をしっかり解説するので、ぜひご覧ください。

コツを掴むと楽しい

揚重はコツを掴むと楽しい点が大きな魅力です。コツを掴むと「てこの原理」の威力を実際に体感できます。一方で一般の素人が重量物を運ぶ場合は、てこの原理を利用せずに我流で運んでいるため荷物が重く感じられるのです。

てこの原理を応用すれば、いままでの半分以下の力で物を持ち上げられるので、到底運ぶのが無理と思っていたものでも運べることもあります。弊社でも初めて揚重作業をする人が、先輩従業員を見ると「すごい!」と驚くと同時に「自分では務まらない…」と感じてしまうこともあるようです。しかし3ヶ月くらい続けてもらうと、コツを掴んでスーパーマンのように重いものを持ち上げられるようになりますよ。

日常生活に役立つ

揚重のコツをつかむと、日常生活に役立ちます。なにしろ、物を持つ動作というのは日常生活のさまざまな場面で必要となる行動です。さらに何歳になっても、一生続ける動作ともいえます。

日常で使う場面があるため、弊社に所属する従業員のなかには友達に自慢したくてたまらない人もいるようです。プロの持ち方を学ぶと、毎日が楽しくなるでしょうね。

体を鍛えられる

揚重で重量物を運ぶと、体幹を鍛えられます。体幹を鍛えるメリットは次のとおりです。

  • 重い荷物を持てる
  • 姿勢がよくなる
  • 息切れしにくくなる
  • 疲れが溜まらない
  • 腰痛が治る

以上のようなさまざまなメリットがありますが、とくにおすすめなのが「姿勢がよくなる」こと。姿勢がよくなると、プロポーションがよくなるため、周囲からもかっこよく見られますよ。服も着こなせるようになり、男性であれば女性にもモテやすくなるでしょう。

危険予知能力が身に付く

危険予知能力とは仕事をするうえで、事前に危険要因を予測することです。揚重作業をする場合、周囲の作業員や機械の動きなどを観察しながら、足元や頭上を意識して安全に作業を進める必要があります。

また資材を運搬したり配置したりするため、それらが倒れないようにすることも大切です。揚重作業での習慣が、日常での危険予知能力にも生かされます。

社会生活に必要な能力が身に付く

揚重はチームワークが欠かせません。そのため、リーダーから何をどうしなければならないかの指示を受けた際に、それを理解して行動する能力が身に付きます。つまり聞く能力を養えるわけです。

さらに揚重をうまく進めるためには段取りも重要なので、日常生活でも計画的に行動する力が身に付きます。

仲間と楽しんで働ける

揚重は比較的若年スタッフが多いため、若い仲間や同年代同士で一緒に汗を流せます。さらに、現場ごとにメンバーや職場が変わるため、さまざまな人たちとの出会いもあり、一期一会を体験できます。辛かった現場ほど思い出になりやすく、楽しんで働けるので最高ですね。

将来的に責任ある立場で働ける

揚重を続けると、将来的に責任ある立場で働けるようにもなります。責任ある立場になると、腰を痛めた場合でも、現場スタッフの手配や管理、後方支援などのマネージメント面でチームを支えられます。

マネージメントに携わる人材は以下の考え方やスキルが身に付き、企業に大きく貢献できるでしょう。

  • 「お金の使い方」
  • 「貯蓄の重要性」
  • 「人にモノを教える教え方」
  • 「ポジティブ思考の創り方」
  • 「チームの結束力の磨き方」

また後輩を育てる立場にもなるため、子育てやゲームのように人材育成を楽しめる人は管理者として向いています。

将来性が明るい

揚重に従事すると、根気強さや人間性が身に付くため、さまざまな部署でも通用する人材になれます。つまり自分次第で、未来が無限大に広がっていて、将来性が明るいといえます。

また揚重を通して、かけがえのない仲間とも出会えるでしょう。「”何の仕事を選ぶか”より、”どんな仲間と仕事をするか”」の重要性に気付く機会を持てることが、体力旺盛な若者たちにとっては重要なのかもしれません。

揚重で運ぶ資材

揚重で運ぶ資材は次のとおりです。

  • 住宅の柱となる木材
  • 石膏ボード
  • 軽量鉄骨材
  • 外壁材
  • フローリングや合板などの床材
  • パーテーションやシャッターなどの建具
  • トイレやユニットバスなどの住宅設備物
  • 砂や砂利、セメントなど

一般的な揚重は石膏ボードなど重量があり、幅が広くて持ち上げるのに大変な資材を運びます。しかし弊社のように上棟工事を専門にしている場合は、木材などの比較的に揚重がしやすい資材を扱うこともあります。

揚重の仕事で役立つ資格一覧

揚重で役立つ資格は次のとおりです。

  • 玉掛け技能講習
  • 小型移動式クレーン運転技能免許
  • 建設用リフト運転士
  • 安全衛生責任者
  • 職長教育 など

とくに玉掛け技能講習は、揚重する場合に重宝する資格です。その他の資格についても下記の記事で概説しているので、ぜひご覧ください。

若者にとって揚重は魅力のある仕事!ぜひチャレンジしてみよう

体力や未来のある若者にとって、揚重は魅力のある仕事です。たとえば、同年代の仲間と一緒に働いたり、作業を段取りする計画性やマネージメント能力も身に付きます。

弊社では上棟荷揚げと呼ばれる揚重の一種を担当する従業員を募集しています。上棟荷揚げは、戸建て住宅をメインに資材の揚重をする仕事で、比較的運びやすい木材を中心に扱います。「難しそうだな?」と思った場合でも、先輩従業員が揚重のコツを教えてくれるので、一度見学に来てみてください。

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